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第104話 R18

段々と後孔の中が濡れてくる。 前立腺を引っ掻きながら奥まで指を突き入れて、千紘が感じて泣き出したのを見て心が満たされていく。 「ひゃぁっ!ぁ、あっ、イクっ、また、イッちゃう······!」 「好きなだけイけ」 後孔がギューッと締まる。 今挿入したら、いいんだろうな。 目をぎゅっと閉じて快感だけを拾っている千紘を見ながらそう思う。 一気に脱力して肩で呼吸をしている。ペニスは勃起したまま、相変わらず射精をしていない。切なげに震えて先走りをタラタラと零すそれ。裏筋を少し強めに擦ると、千紘の手が俺の手を掴んでそれを止めさせた。 「い、ま······ダメ、っ」 「そうか」 「頭も、体も······おかしくなる······っ」 「なればいい。」 後孔から指を抜き、両足の膝裏に手を差し込み、千紘の後孔が目の前に晒されるように足を持上げる。 「あっ!なっ!この格好やだ!離してっ!」 「ん······」 「なっ、あ、ひぃ······っ!」 熟れた後孔に舌を挿入する。 甘い、思考がドロドロに溶けそうだ。 余程感じているようだ。 可愛くて、もっと乱れさせたい。舌を抜き、ペニスにゴムをつけてそこに宛てがう。 ゆっくりと挿入していくと、千紘の表情が蕩けていくのがわかって、あまりの愛しさにペニスの硬さが増す。 「ひゃっ、あぁっ、あ!」 「奥まで入らせて」 「ぁ、ぐ······っ、くる、し······!」 コツンっと奥に当たる。けれどまだそこで終わりじゃないってことはわかってて、千紘の腰をガシッと掴む。 「だ、め······だめ、だめっ!もうだめ、入らないから、やだっ!」 「入るよ。大丈夫」 腰を引いて、ぐっと奥まで挿入するのと同時に、千紘の腰を逃げないように押さえつける。 「あぁぁ────っ!!」 「っ!」 奥の狭いところまでちゃんと入った。 吸い付くように収縮する内壁。気持ちよくて今にも射精しそうで、それを唇を噛んで耐える。 「ぁ、ひぃ、っここまで、来て、る······」 「······はぁ、煽らないでくれ。加減できなくなる。」 腹を撫でる千紘の手を取って、胸元にキスを落としながら、ゆっくりと腰を動かす。

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