105 / 876

第105話 R18

顔を真っ赤にしてる千紘。目尻から涙を流して、俺が与える快感で感じてくれている。 「ぁ、ひっ······あぁっ!ま、待って、な、んか出ちゃ、ぁ、出ちゃうからぁッ!」 「出して」 一際強く腰を打ち付けると、中がぎゅっと締まり、千紘が大きく震えて、ペニスからプシャっと透明の液体を噴き出した。ああ、これは潮か。 奥を突くたびに溢れるそれ。千紘はペニスを押さえてなんとかそれを止めようとしてる。そんな所も可愛くて、仕方がない。 1度律動を止めて、千紘の手を取る。 「それは潮だから、大丈夫だ。」 「んぇ······おしっこじゃ、ない······?」 「ああ。」 背中を屈めてキスをして、笑いかけると千紘も柔らかく口元を緩ませた。 「ぁ、あ、音······する······っ!」 「ああ。やらしい音だな。」 律動する度厭らしい水音が鳴る。それが恥ずかしいみたいで目を閉じて左右に首を振る。加虐心が煽られて、ゆっくり腰を動かす。さっきよりも弱い刺激に、余裕が出来たのか千紘は俺に手を伸ばしてくる。抱きしめられて、何度もキスをされた。 「偉成ぇ······、好き、好きぃ······。」 「ん、っ······俺も好きだよ。愛してる。千紘······早くお前の項を噛みたい。」 「っ、ふ······ぁ、噛んで、ぁ、あぅ······!」 千紘もそれを望んでくれてる。 抱えている千紘の足。内腿に唇を落とす。そのままガブッと噛み付くと後孔がキュッと締まった。 「ひゃっ、ぁ、偉成······っん、い、いく、もっと奥突いて······っ!」 潤んだ目に赤らんだ頬。 我慢出来るはずがなくて、千紘の腰を掴み激しく律動した。

書籍の購入

ともだちにシェアしよう!