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第119話 R18
こんなこと、初めてする。
舌を出してチロチロと舐めてみる。偉成のは大きいから、口に入れるのも大変だなあ。
「千紘······っ」
「ん、おっきい······」
先端を口に入れて、軽く吸ってみる。
ビクッと偉成の体が震えて、だんだんとペニスが固くなっていく。
「んむ······っ、はあ、ん······」
「千紘、もういいから······っ」
「ん、だめ、口に出して。」
喉までペニスを咥えこんでジュブジュブと卑猥な音を立てて扱いていると、「悪いっ」と会長が切羽詰まった様子で言い、俺の後頭部を手で押さえつけた。
「ぶっ、あぅ!」
「悪い、千紘······!」
会長が律動して、口内を犯す。
苦しい。苦しいけど、気持ちいい。
「ぁ、ふ······っぐ、ぅ······!」
頭の中がぼーっとして、ただ口を開けて待っていると、口内にドロっとした熱いそれが吐き出された。
「っ」
「ん、んっ······はぁ······。」
「千紘、悪い。苦しかったよな。ほら、全部吐き出して······。」
「飲んだ!」
布団から顔を出してあーって口を開けてみせる。会長は顔を真っ赤にして「わかった」と言って俺を抱き締めた。
「苦しいことしてごめん。」
「ううん、気持ちよかった。」
ヘラって笑ってみせる。
初めて偉成のを飲んだけど、甘くて美味しかった。運命の番だからかな。
「偉成の、甘かったよ。」
「······そんな感想は要らない」
「あ、恥ずかしいの?ふふっ、顔赤い。」
偉成のこんなところを見るのは初めてで面白い。
胸に顔をつけて目を閉じる。偉成に触れて満足だ。
「おやすみ」
「······おい、俺だって千紘に触りたい。」
「だめです。すぐに寝てください。おやすみ」
自分勝手にそう言って、眠りについた。
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