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第129話 R18
「だ、だめ、だめっ!」
「ダメじゃない。」
そのまま下に強く押し付けて、それと同時に腰を突き上げた。千紘は射精して俺の服を汚し、くたっと俺にもたれ掛かる。
「千紘、動いて。」
「ぁ······待ってぇ······」
少し待っていてやると、俺から体を離して目をじっと見てきた千紘。涙で濡れた目は俺を誘っているようにしか思えない。
「意地悪、しないで······。」
「してないぞ。」
「っ!ぁ、やっ、動くなぁッ!」
軽く律動すると千紘は俺の肩を掴んで荒く呼吸をする。
「千紘、ほら、動いて。」
「うっぁ······!」
軽く尻を叩くと、ゆっくりと腰を上げて、またゆっくりと下ろす。それを何度か繰り返して助けを求めるように俺を見ては「も、無理······っ」と泣き始めた。
「できないよ······、気持ちよくて、無理······!」
「じゃあキスして」
「何でぇっ!」
「そしたら千紘はもう動かなくていいよ」
そう言うと震えながら俺にキスをしてきた。千紘をソファーに押し倒し、律動した。
「あっ、あ······はぁ、はぁ······っ!」
「千紘······俺を見て」
「はぁっ、ぁ!偉成ぇ······っ!」
ガツガツと激しく動きたいけれど、千紘が疲れるだけだというのはわかっているから、優しい快感に浸れるようにゆっくりでしか動かない。
「はぁ······あっ、ぁ······そこ、突いてぇ······」
「ここ?」
「あぁっ!きもち、ぃ······あぅぅ······」
中がキュッと締め付けられて、唇を噛んだ。
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