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第154話 千紘side R18

熱い、熱い、熱い。 「あぁぁっ!」 乳首を抓られただけで軽く達して、ペニスからピュクピュクと先走りを飛ばす。 「可愛いな。これだけでイッたのか?」 「はぁぁっ、あ!ぁ、やっ、あひっ!」 片方の乳首を抓られたまま、もう片方を舌で舐められる。熱い粘膜がねっとりとそこを舐め上げる。腰が震えて、後孔からまた粘液がドロっと漏れた。 「あっ、はぁ······ぁっ、あ、偉成ぇ······」 「足開いて」 足を自ら開いて、膝を曲げM字にした。これで偉成もやりやすいだろうから。 「指挿れるぞ。痛かったら言え」 「あ······っ、あ、あぁっ!」 クプっと小さく音を立てて指が挿入される。ペニスから零れる先走りが止まらない。タラタラと零れてはお腹を汚す。 「あっ、あー!っそこ、だめぇっ!気持ちいい······っ!」 「はぁ······千紘······今日、お前を俺の番にする。いいな?」 偉成の強い声。その声が凄く好きだなと思う。 「あっ、あぁ、いい······っ!噛んで、項、噛んで······!」 指がちゅぽっと抜けて、体をうつ伏せにさせられる。 ───あ、怖い。 途端、そう思って咄嗟に首輪のしてある項に手を回した。 「千紘······?」 「んっ、んぅっ!こわ、い······!」 快感で体は震えているのに、怖いから自分でもよく分からない気持ちになってしまっている。 「千紘、怖くないよ。」 「ぁ······」 手にキスが落とされる。何度も何度も触れて「大丈夫」と優しく言われると手の力が抜けていく。 「これで千紘は俺のものになって、俺も千紘のものになるんだ。怖いことは無い。」 「······う、ん」 「でもそれよりも、今は千紘が気持ちよくならないとな。」 そう言って、俺のお尻を触った偉成。 そのまま両手の親指が後孔に入ってきて、中を広げる。

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