155 / 876
第155話 R18
後孔が広げられて、熱いところに冷たい空気が触れて腰が勝手に揺れる。
「あふっ、ぁ······ぁ、いや、広げないでぇ······」
「早く入りたい。もうずっと我慢してたんだ。」
「あっあー!ぁ!」
親指が抜けて、代わりに3本もの指が入ってきてグチュグチュと中を蹂躙する。
「っ、い、く······イクッ、ぁ、あぁっ······!」
ギューッと中が締まる。偉成の指を締め付けてるのがわかる。
内腿が痙攣したようにプルプルと震えている。お尻にキスされて、また中にある指が動き出す。イッたばかりで辛いのに。
「あっ、あー!やっ、あ!気持ちいい······っ!」
でも発情期だからか、なんでも甘受してしまう。快感を受け入れて、きっと前みたいにまたわけがわからなくなって、発情期が終わった頃には記憶も殆ど無いんだろうな。
何度か連続して達して、力が抜けてぐったりしていると、後孔に熱が宛てがわれた。
「っ!」
「そのまま力抜いてろ。」
「······っ、あ、あぁ······ッ!」
ゆっくりと中に入ってきた大きな質量をシーツを掴んで耐える。やっぱりいつでも受け入れるのは苦しい。
「っ、はぁ、はぁ······あ······んっ!」
「はぁ······すごいな。いつもより中が熱い······」
「あ、あっ!」
「ほら、奥まで入れるぞ。」
ぐっと大きな質量が奥を開く感覚。気持ちよくて体が痙攣する。
「あぁぁっ!あっ······い、く······っ!」
声も出せずに中で達した。偉成のペニスが臍まで届いてる気がする。
「千紘······千紘、好きだ。愛してる。」
「っ、っ······!」
背中にキスをされる。そして首輪がゆっくりと外された。
そこを舐められて心が歓喜して涙が自然と溢れてくる。
「あっ、あ、あぁっ!」
「はぁ······っ」
律動が始まり、シーツを掴む力が強くなる。
ああもう、やばい。頭の中が真っ白になる。気持ちよくてたまらない。
書籍の購入
ともだちにシェアしよう!