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第157話 偉成side R18

何度も失神と覚醒を繰り返す千紘。 そろそろやめてあげた方がいいって言うのはわかっているけど、止められない。 ずっと我慢していた欲が爆発している。 殆ど白目を向き、腰を突き出すようにして俺に抱かれる千紘は、飲み込めない唾液と涙で顔を濡らしていた。 「千紘、俺の事見て。お前はもう俺のものだ。」 「あ゛ぁ······っ、ぁ、い、せい、の······」 「ああ。俺のだ。俺はお前のものだよ。」 「······っ、ぁ、あ······だ、めぇ······ぁ、い、く······!」 大きく体を揺らし、空イキをした千紘。 ガクッと一気に重たくなって、また意識を飛ばした。顔を横に向ける千紘。少し見える項には俺の歯形で血が滲んでいる。 俺のものになったんだ。本当に、俺のものに。 ずっとこうしたかったんだ。番になることがこんなに満たされることだとは知らなかった。嬉しさに心が震え、未だに収まらない昂り。 ガツガツと腰を動かしていると、結腸付近に先端が触れる。固く閉ざされていたはずのそこは、柔らかくなり始めて先端を優しく包んだ。 「千紘、まだ中に入っていいか······?」 「············」 意識を飛ばしているおかげで返事はないけれど、中に入りたくて仕方が無い。 奥を優しくノックするように腰を揺らす。 はくはくと入口を開閉し始めたそこは、次第にぬっとりと先端を舐め始める。そしてドプンっとペニスが全て埋まる。 途端千紘が悲鳴に似た声を上げながら目を覚ました。 何が起こっているのかわからないらしい。腰を大きくグラウンドさせて、そこから出てはまた中に入っていく。 「あ゛ぁぁっーーッ!!」 「はぁ······千紘······気持ちいいな。」 「あ゛、ぁああっ!こわれ、る······俺、ごわれ、ちゃうぅぅ······っ!」 泣いてそういう姿が可愛い。 壊れてしまえばいいんだ。俺だけを感じていればいい。 「千紘······っ、出る······っ!」 「あっ、あぁ、あひっ、ひぁぁーー······ッ!」 着けていたゴムの中で射精する。 我慢していた分、量が多い。 ずるっと後孔からペニスを抜いてゴムを外し、口を縛ってゴミ箱に投げ捨てる。 1度だけじゃまだ納まらない。 千紘もそれを知ってか知らずか、怯えたように俺を見る。 「千紘······」 「あっ、あ······!」 新たにゴムを着けてまた後孔に埋める。 そんな繰り返しは、千紘の発情期が終わるまで続いた。

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