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第167話 R18

「それ、それだめ······っ!ぁ、気持ち、良すぎて······!」 「自分で足持って、俺にもっと見せて。」 そう言うと恐る恐るというように自ら足を抱えた千紘。動きやすくなって、前立腺を触りながら奥も開いていく。 「あっ、あ!あー······っ!」 「ここに入りたい。挿れてもいいか······?」 「はぁ······ぁ、ん······挿れてぇ······っ!」 もう俺を受け入れようと柔らかくなっている後孔。持っていたゴムをつけて、後孔にピトっとペニスをあてがうと、くぱくぱとそこが動いた。 「ぁっ、早くぅ······っ!」 「はぁ······」 可愛さに息が漏れる。 ゆっくりと腰を押し進めると、千紘が首を反らして喉を晒す。そこに噛み付くと後孔がキュッと締まった。 「っ、───ッッ!」 「······き、つ」 やっぱりまだ早かったかもしれない。苦しくてか、萎えてしまっている千紘のペニスを見て、奥に進むのはやめて、浅い所で何度か律動する。前立腺を引っ掻きながらそれを繰り返していると、千紘のそこが硬くなりだした。 「はぁ、はぁ······ぁ、ん······っ」 「奥に入らせて」 「あうぅ······ゆっ、くりぃ······!」 浅い所を数回突いて、奥の方に1度だけ挿入する。それを繰り返していると中は解れて、千紘の腰を掴み勢いよく奥まで突くと、千紘は痙攣をしながら中で達した。 千紘の中にペニスがピトッと嵌っている感じ。 だんだんと千紘の体も俺のものに変わってきている。 「はぁ、ぅ······ぁ、あっ、あぁっ!」 「千紘······」 「あ、ぁ!い、いっせい······っ、ん、気持ちいい······っ?俺の中、いい······?」 「いいよ。最高」 激しく千紘の唇を貪った。 後孔がキュンキュンと締めてくる。ああ、気持ちいい。できることなら中で射精して千紘を孕ませたい。 「っ、あ、あ!いくっ、だめ!偉成······っ、あぁ───ッッ!」 何度も絶頂を繰り返す千紘は、だんだんと意識が薄くなっているようで、足を抱えていた手には力が入らず、今やぼんやりと天井を眺めるだけ。 「千紘、もっと俺を見て。ほら、お前を愛してるのは俺だよ。」 「ぅ、ぅぁ······い、偉成······」 「ああ。愛してるよ。」 このまま、抱き潰して、千紘が俺から離れなくなるくらいに。

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