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第183話 千紘side

*** 「馬鹿!ダメだってば!何でそんなに興奮してるの!!」 「一緒に風呂に入れば興奮だってする。それが住み慣れている家だとしたらもっとだ!」 夜ご飯を食べた後、偉成とお風呂に入ることになった。 お風呂場は広くて、浴槽は2人で浸かってもまだまだ余裕がある。 そこでお湯に浸かっていると、偉成がススーッと隣にやってきて俺のお尻を掴んだ。驚いて跳ねるとそんな俺の腰を掴んで自らの膝の上に俺を乗せる。 「ひっ!」 そこでお尻に感じた。 硬くて大きくなってる偉成のペニス。 そして冒頭に至るわけだ。 「あっ、ぁ、もう!お尻揉まないで!」 「可愛い······この小さい尻でいつも俺を受け入れてくれてるのか。プルプルだな。」 「······ねえ、恥ずかしくないの?」 「恥ずかしくないぞ。その尻に顔を埋めたい。」 「気持ち悪い!」 お湯を偉成の顔面に思い切りかけてやった。そして手の力が緩んだ隙に偉成から離れる。 「千紘、可愛い悪戯だな。悪戯大好きっ子め。」 「何それ!別に好きじゃない!」 「そんなところも俺は大好きだぞ。」 追いかけてきた偉成に抱きしめられて、激しくキスをされる。頭がぼんやりして、応える事で精一杯だ。 「っは······はぁ、はぁ······」 「逆上せてしまいそうだな。そろそろ上がるか。」 「ぁ、待って······」 「ん?」 まずい。すごく恥ずかしい。 偉成の手を掴みながら、俯いてぼそぼそと呟く。 「え?千紘悪い、聞こえない。」 「だから、······けた。」 「悪い、もう1回。」 「〜っ!腰が抜けたの!!」 手で顔を覆う。 恥ずかしくてたまらない。そう思っているとまた抱きしめられた。そして額や頬に沢山キスをされる。 「俺が運ぼうか?それとももう少し待つ?」 「······待つ」 「わかった。」 くすくす笑う偉成の肩に頭を預けて立てるようになるのを待った。

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