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第222話 千紘side R18

偉成が泣いているところなんて初めて見た。 俺の肩で泣いている偉成の背中を撫でるくらいしかできなくてもどかしい。 「千紘」 「うん、何?」 「······いい匂いがする」 「あはは、急にどうしたの!」 急にそんなことを言うから面白くて笑っちゃった。 「俺の事誘ってる匂い」 「はっ?え······」 「ダメか······?俺、お前に触りたい······」 偉成が俺の首辺りをクンクンと匂う。 「お触り禁止って······言ったのに······」 「頼む」 偉成の手が服の中に入ってきて、肌を優しく撫でられる。 「千紘、ダメか?」 偉成の”ダメか?”って狡い。 物欲しそうな目で俺を見ながら言うその言葉。ダメって言えるわけがない。 「······優しくしてくれるなら」 明日も学校がある。 激しくされちゃたまったもんじゃない。 「うぁっ!」 いきなり偉成の肩に担がれて、ベッドに連れていかれる。優しく寝かされたかと思うと、荒々しく服を剥がれた。 「ぁ、っ!」 「千紘······ああ、たまらない。俺の大好きな匂いだ。」 「ちょ、っと······ぁ、もう、お風呂入ってないのに······っ!」 「千紘の匂いが濃いから好きだぞ」 「恥ずかしい!」 足を開かされ、そこに偉成が顔を埋める。 「あっ······だから、お風呂入ってないってぇ······っ!」 「は、ふ······っ」 ペニスを扱かれて、固くなったそれを口に咥えられる。熱い粘膜と喉でキュッと先端が締められて気持ちいい。 「んっ、ぁ、あ······!」 「んぐっ、ぅ······」 気持ちいい。偉成の頭に手を伸ばして、髪をクシャッと掴んだ。 「ぁ、喉、そんな、したら苦しいじゃん······っ!」 「んっ、したくてしてるんだ、お前は感じてればいい。」 喉奥まで咥えられる。 「あっ、だめ、出る、離して······っ!」 そう言ったのに、離しては貰えずに、そのまま偉成の口で射精してしまった。喉を鳴らして精液を飲まれて恥ずかしい。 「尻こっち向けて」 「えっ、ぁ、やっ!」 ひっくり返されて、お尻に何度もキスされた。かと思えば後孔を舌で舐められて体が震えて、シーツを強く掴んだ。

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