233 / 876
第233話 R18
千紘の体に何度も唇を落とす。
首筋から鎖骨、鎖骨から乳首に。
「あっ、はぁ······っ!」
千紘の呼吸がだんだんと荒くなる。
片方の乳首を舌で弄って、もう一方は指先で摘む。少し強く摘んでもそれが気持ちいいみたいで、千紘のペニスは首をもたげ始めた。
「ぁ、っ!痛っ······!噛まないでっ」
「ん、でも勃ってるぞ」
手を下ろしてペニスに触れると腰を揺らす。そのまま軽く扱いてやると先走りをタラタラと零し始める。
「んっ、ぁ、だめ、だめ······!イッちゃうから、やだ······っ!」
「いいよ、出して」
「あっ、あーーーッ!」
先端を親指で抉るように触れると、体を細かく震わせて射精した。手にドロドロとした精液がついて、それを舐めると甘くて、今度は口で扱いてやろうと思う。
「あっ、もう、舐めないで······っ!」
「甘いぞ」
「っーー!ひぁッ!」
濡れた手で千紘の後孔に触れる。
準備をしたからか、もうそこは柔らかい。ゆっくり指を挿入すると内壁がうねって指に吸い付く。
「ぁ、うぅっ······っ!はぁ、ぁ······ねえ、もう自分でしたから、挿れて······」
「ん?まだダメだ。奥までは出来てないだろ。」
「あっ、奥まで、って······」
「今日はここまで入れるから」
ここ、と言って千紘の臍辺りに触れると、目を見開いて首を左右にふる。
「無理!」
「無理じゃない。前もした。今日もする。」
「あっ、ぁ、はぁ······!」
前立腺をぐっと押すと背中を反らして甘い声を漏らす。
「んっ、はぁ······っ、ぁ、それ、おかしくなっ、ちゃう······っ」
「いいよ、可愛い姿見せて」
「やだぁ······ぁ、ひっ、ひぁっ、あぁっ!」
「千紘、足抱えて」
「はっ、はひっ、ぁ、むり、待って······そこ、ばっか、やめて······!」
足を閉じようとするから、それをやめさせるために足を抱えさせた。前立腺に触れるのをやめて内壁を優しく撫でる。
「ぁ、あぁ······あっ、はぁ、はぁ······っ」
ぐっと奥まで、指を入れる。
狭い中がゆっくりと開いていく。千紘も少し苦しいみたいで、何度も呼吸をして体から力を抜いている。
書籍の購入
ともだちにシェアしよう!