258 / 876

第258話 R18

くちゅ、くちゅって音がするのが恥ずかしい。 「あ、はぁ······はぁ、ん······」 「ここもパンパンだな」 「んっ!」 ペニスの下、玉の部分を柔く揉まれる。 気持ちよくて、最後までして欲しくなっちゃう。 「ビクビクしてる。もう出そうか?」 「んっ、ぁ······ぁ、う、ん······いき、そ······」 先端を軽く噛まれて、背中がぐっと丸まり射精した。精液を飲む偉成を横目に荒くなった呼吸を整える。 「千紘、下脱がせるぞ。」 「えっ······ぁ!」 ずるっとパンツと下着を脱がされた。偉成が指を咥え、唾液で濡れたそれを俺の後孔に持っていく。 「んっ!」 「足持って」 「まっ······あっ、あ!」 指が中に入ってきて内壁を優しく撫でられて、抱えている足が震える。乳首を噛まれて背中にゾクゾクとした感覚が走った。 「ぁ、はぁ······はぁっ、ぅ······」 前立腺をぐいっと押されて体が跳ねる。 「偉成······ぁ、気持ちぃ······それ、好き······」 「ああ、中が締まった。好きなだけイッていいからな」 「んぁっ、はぁ······」 気持ちいい。頭蕩けそう。 「千紘、挿れていい?」 「ぁ······ゆっ、くり······」 「ああ」 額にキスされて抱えていた足を偉成の肩に掛けられる。後孔から指が抜けて代わりにペニスが宛てがわれた。 「んっ、んぅぅっ!!」 「っ······」 ゆっくりと中に入ってきた質量。何だか久しぶりな気がして少し苦しい。 「はぁ······ん、んっ」 努めて力を抜いて偉成が入りやすくする。偉成が余裕のないように小さく笑って「ごめん」と言った。え?と思うより先に、突然奥まで一突きにされた。 「あぁぁっ!!」 背中がぐっと反れて大きな快感が走る。挿れられただけで達したようで、体が大きく震える。 「はっ、はぁ、あひっ、ぃ······」 「悪い、千紘······」 体の震えと気持ちいいのが止まらない。 偉成の肩から足が落ちた。 「い、っせぇ······キス、して······」 おねだりするとすぐにキスをくれて、舌を絡め合う。触れてるところ全部が熱い。夢中になってキスをしていると、偉成が律動を始めた。

書籍の購入

ともだちにシェアしよう!