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第282話 R18

キスをされたまま、悠介が俺の体を撫でる。 乳首に触れられて、キュッと摘まれると堪らず声が漏れた。 「んっ、やぁ······!」 「旭陽」 「はぁ、はぁ······っ、も、嫌、薬欲しい······!」 「まだ我慢して。せめて契約が終わるまで」 唇が首筋に、胸に、落ちていく。 とっくに勃起してたそこに触れられて足がピンと伸びた。 「あぁっ!や、それ、あかん······っ!」 ペニスを扱かれて直ぐに射精しそうになる。 「あかんっ、それ、やめて······っ、い、いく、ぁ、あ······いや······っ!」 背中がぐっと反れる。 結局射精してしまって、呼吸が荒くなった。 脱力している間に悠介は動いてて、俺の足を左右に割って後孔を撫でられたかと思えば、すぐに指が入ってくる。 「っ、っああ!」 「力抜いて」 思わずその指を締め付けてしまう。内壁を触られるのが気持ちよすぎておかしくなる。 「ひっ、ひぁ、あぁっ、あ······!」 「ほら、吸って、吐いてして。」 「っ、で、でき、ん······ぁ、っ、お、おかし、なる、もう······いや、いっ、ぁ、怖いぃっ!」 「怖くないよ。触ってるのは俺だから。ね?」 涙が溢れて止まらへん。悠介やのはわかってるけど、顔が見えんくて不安になる。 手を伸ばすと掴まれて、指先にキスされた。 「旭陽」 「っ······ぁ、あぁ······っ!」 中の痼のような所を触られて体が大袈裟に跳ねた。怖くなって首を左右に振ると掴まれたままの手に力が入る。 「前立腺だよ。気持ちいいでしょ?」 「っ、ひ、ひぃっ!ぁ、も、やめ······!」 「ほら、ゆっくり撫でるから」 「あぁぁっ!!」 体に感じたことの無い快感が走って、また脱力する。あれ、今のイったんよな······?頭が痺れるみたいになって、よく考えられへん。 馬鹿みたいに長い間気持ちいいのが無くならんくて、痙攣してるみたいに体の震えが止まらない。 「中イキできたね」 「ぁ······な、なか、いき?」 「うん。射精しないでイったでしょ?」 そう言われてチラリと下を見れば、確かに射精していなかった。 「これだけ濡れてるし、もう解れたから挿れていい?」 「っ!······ご、ゴム着けて······」 「うん」 悠介が履いていたスラックスと下着を脱ぐと勃起したそれが現れる。その大きさに驚いた。俺のよりもずっとデカくて、そんなん中に入るん?って疑問に思う。 「ほら、着けたよ」 「っ、は、入らへん!」 「挿れるよ」 足をM字のように開脚させられて、後孔にピタリと熱が宛てがわれる。 怖くてシーツを掴むとその手を取られて悠介の首に回された。 「痛かったら爪立てていいからね」 「えっ、ぁ、そ、んな······──ッッ!!」 グジュっと音を立てて、ゆっくりとそれが入ってきた。

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