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第317話 R18

偉成の手がお腹に触れる。 そのまま手がスルスルと上に上がってきて頬を撫でる。 「意地悪、したいな」 「······痛いのはダメだよ。」 「そんなことするわけないだろ。」 優しくキスをされた。 そのままペニスを扱かれて、喉がクゥッと鳴る。 「ぁ、はぁ······ん、偉成、こっちも······」 「舐めて」 「んぐっ」 口に指を突っ込まれてちょっと苦しい。 でも気持ちいい。 舌を使って指を濡らしていく。 「ん······甘い匂いがしてきた。発情するか?」 「ぁ、わかんない······でも、体、熱い······」 指を抜かれて、それが後孔に触れる。 スルスルと周りを撫でてから、ゆっくりと中に入ってきた。 「うっ、ぁ、あ······」 「千紘」 「んっ、何······?」 中を弄る手は止まらない。 偉成をぼーっと見つめると、またキスをされる。 「今日は俺がいいって言うまでイくな」 「······え?」 「千紘の可愛い姿が見たい」 前立腺をクイッと曲げた指で刺激されて腰が揺れた。熱い息が漏れる。 「んっ、は、はぁ······ぁっ、ま、って!あ、熱い、熱い······っ!」 急に体が熱くなって、それと同時に後孔が濡れだした。 「っあ、い、いくっ、いく!」 「ダメだ」 偉成の指が止まって、今にも達しそうだったのにその波が止まって、代わりに涙が溢れた。 「あぁっ、やだ、やだぁっ!イキたいぃっ!」 「ダメ、今日はちょっと虐めたい」 「っ、うぅ······!やだぁ······」 焦れったくて仕方ない。 偉成の手を取って、自分の指と一緒に中に挿れる。 「んっ、んは、はぁっ、あ······!」 「気持ちいい?」 「ぁ、あ······気持ちぃ······これ、もっとぉ······」 「だーめ」 指が抜けて、優しくキスされる。 やだやだ、そんなの。 もっと欲しい。

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