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第326話 R18

クプっと入って千紘が小さく声を上げながら、ゆっくりと腰を下ろす。 それがもどかしくて千紘の腰を掴んだ。 「あっ!」 そのまま腰を突き上げると千紘がグラッと揺れて俺の胸に手を付く。 「っは、ハァッ、あぁ······っ!」 千紘の呼吸が落ち着くまで動かないでいるのも辛い。キュッと中がきつく締め付けてくる。 「っ!う、動くなって、言ったのに······ぁ、ん!」 「悪い」 「ぁ、あ、ぅ······もう、動かないでよ」 そう言ってゆっくり上下に動きだした千紘。 勃起したペニスがユラユラと揺れている。手を伸ばしてそれに触れるとトロッと先走りが垂れた。 「んっ、ぁ、はぁ······」 蕩けた表情で俺から視線を外さずに一生懸命動く千紘。 我慢できなくなって、起き上がり、千紘を押し倒した。 「あ······っ!」 「悪い、文句は全部後で聞く」 「あっ、あぁっ!」 奥まで突いて、背中をぐっと反らした千紘が射精する。 「ひっ、は······ぁっ、あぁっ!きも、ちぃ······!」 「千紘······っ」 絶対に、千紘を離さないと誓う。 俺以外の誰かに千紘を触らせない。 「んっ、あぁっ!ぁ、偉成ぇ······!」 発情期で散々愛し合ったあとなのに、千紘の体はきっと辛いはずだ。 「はぁっ、ぁ、ま、た······あぅ、イク······っ!」 大きく震えた千紘が、突然ガクッと重たくなる。 顔を覗き込めば失神していた。 「千紘、起きて」 「······ん」 コツ、コツ、と奥を突く。 次第に意識を取り戻した千紘が、俺を睨みつける。 「煽るな」 「煽ってないっ」 千紘の体を起こして膝の上に乗せる。 腰を押さえつけて律動すると、ぎゅっと強く抱きついてくるから、こうしてセックスするのは気持ちも満たされて好きだ。 「千紘、キスして」 「んっ、んぐっ!はぁ······んぅっ!」 溶けるようなキスをして、深く愛し合った。

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