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第337話 R18
「怒らないで」
「······怒ってない」
見上げてくる視線から逃げる様に目を逸らす。
別に、ちょっと拗ねてみただけ。怒ってなんかない。
「あーさひ」
「ん、もう······何······?」
俺の足の間に入り、太股に頬を付ける悠介。
頭を撫でてやると目を細めて柔らかい表情をする。
「もうちょっとで、卒業しちゃうんだね。」
「······急にどうしたん。」
「何か······もうあと少しでまた1人の生活に戻るんだと思ったら······、旭陽が居ないんだって考えたら、寂しくなってきた。」
今度はお腹にグリグリと頭を押し付けだして、こういう所は年下に見える。
「あっ!そうだ!」
「何?」
いきなり顔を上げた悠介が、満面の笑みで腰に抱き着いてくる。
「ここでエッチしよっか」
「はぁっ!?」
嫌な予感が的中した。
そんなん絶対無理。
何とか逃げないと。
悠介を離させようと、凄い力を入れて腰に巻き付く腕を押すのにビクともしない。
「無理っ!そんなんあかんっ!」
「誰も来ないから大丈夫」
口で器用に俺のベルトを外した悠介は、そのままスラックスの前を寛げていく。
「ほんまにあかんって!誰か来たらどうすんの!」
「誰も来ないよ」
下着の中からペニスを取り出した悠介が、そのままそこをベロっと舐め上げた。
「ひっ!」
「手はここ。落ちないように掴んでて」
手を取られて、机を掴んでおくように言われる。恥ずかしさを紛らすために唇を噛みながら机の端をぐっと掴む。
「は、はぁ······っん、ぁ、悠介、やめよ、もうやめようや······っぁ、あ!」
「んーん、やめない」
「あっ、舐めながら、喋らんで······っ」
悠介が口を開けてパクってペニスを咥えた。その瞬間ちょっと大きな声が漏れて、慌てて手で口を覆う。
「んんぅっ、ぁ······悠介ぇ······」
背中を丸めて、荒い息を吐く。
「っふ、ぁ······」
先端にじゅっと吸い付いた悠介が、下から上へと強く舌を押し当てて舐め上げる。
「ぁ、あっ!ゆ、すけ、あかん······っ!イッちゃう、から!」
「いーよ」
先端の穴を尖らせた舌でグリッと抉られて、我慢出来んと射精した。
精液を嚥下する音が聞こえて、ハッとしたけど、それよりもジュ、ジュって吸うそれが気持ちよくて言葉にならない声を漏らすことしか出来ない。
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