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第382話 R18
「もう始まってるね。甘い匂いがする。襲ってもいい?」
「ん······襲うの······?嫌や。優しく抱いて、ほしいもん······」
胸がキューっとなる。優しく抱いてほしいなんて言われたら、そうする他ない。そもそも酷く抱くつもりはないんだけど、好きな人の発情期を前にして理性が崩壊しない保証なんてない。
「頑張るよ」
「ん」
キスをして舌を絡める。布団を退けて旭陽の体を抱きしめるとあまりの体温の高さに驚いた。肌蹴ている服を脱がせ、白い肌に唇を落とす。
「はぁ······ぁ、はぁ······っ」
「下も脱ごうね」
「っあ、あかん、あかんっ!」
「何がダメなの?」
慌てたように履いているスウェットを押さえた旭陽だけれど、今はこれは邪魔だからその手を押さえつけて脱がせていく。
「うぅっ······いやぁ······み、んとって」
「······は、えろいな」
スウェットと一緒に下着を脱がせると、ペニスから溢れる先走りが下着に着いて糸を引いていた。
「可愛いよ。旭陽」
「きゃ、ぁ、う······っ!」
しとどに濡れているペニスを右手で包み柔く扱いてやる。ヌチャヌチャと音がなり、それが余計に俺達を興奮させる。
赤くぷっくり腫れた乳首に吸い付くと、背中を反らしてもっとと強請ってくる。俺の髪を旭陽の手がクシャッと掴んで離してくれない。
「い、きたい······悠介、もう、出したい······っ」
「いいよ」
緩やかだった右手の動きを激しくする。先端の穴を親指でグリっと弄ると、旭陽の腰がビクビクと跳ねて絶頂を迎え、俺の手の中に熱い粘液を吐く。
「っは、はぁっ、はぁー······っ」
「旭陽、後ろ向いて」
旭陽の体をベッドに沿わせ、小さいお尻を柔く撫でる。旭陽の腹に手を回してグッと引き上げるとお尻だけを高く上がる。それと同時に双丘が開き隠れていた秘所がくぱっと開いて見えた。ドロドロに濡れたそこに顔を寄せ、舌を這わせる。ヒクヒクと動く後孔の周りを、皺を伸ばすように丁寧に舐めた。
「あぁっ、そ、そんな、汚い······っ!ぁ、んぅぅっ!」
「汚くないよ」
シーツを掴んで与えられる刺激に耐える旭陽の姿はいやらしくて、ペニスが痛いくらいに熱を持っている。
「あっ、あぁっ!」
熟れた後孔に舌をいれると溶ける程に熱かった。うねうねと動く内壁。ここにペニスを挿入すれば、数分ともたない気がする。
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