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第383話 R18
腰を揺らして「早く」と強請る旭陽。我慢させても旭陽が辛いだけだろうと思い、舌を抜いて勃起したペニスをゆっくりと挿入した。
「あぁぁッ!!ぁ、や、だめぇっ、ぁ、出る、出ちゃう······っ!」
「はぁ······っ」
最後まで入ると旭陽がプシャっとペニスから透明の液体を吹き出した。そのまま大きく体を震わせる。
「っあ、イっ、たからぁ······まっ、てぇ」
「旭陽ちょっと······ごめん、我慢できない。」
内壁が収縮してペニスに吸い付く。堪らず律動して旭陽を責めてしまう。言葉にならない声を漏らしながら、それを受け入れてくれる旭陽に甘えて、思うがままに動いた。
「ひっ、ひぁ、あぁっ、あ、あっ、あ!」
「旭陽······旭陽、好きだ······旭陽······っ」
「あぁっ、あ······」
旭陽の体を撫でて、ベッドに押し付けている胸に手を伸ばし乳首を抓る。そのまま上体を起こさせて壁に手を付かせると首を左右に振った。
「っぁ、またっ、イッちゃ······っあぁ!!」
「ぐっ」
中がきつく締め付けられ、たまらず射精した。旭陽も達したようで、ずるっと壁を伝って体が落ち、俺の膝の上に座る。
「あ、熱い······あうぅ······体、こわれ、そう······」
「大丈夫だよ。それより旭陽、今度はこっち向いて」
「きゃ、ああっ!」
中に挿入したまま、旭陽の体を向き合うように反転させて、膝の上に乗せたまま、また律動する。俺にがっしりとしがみつく旭陽の肩や首に噛み付いて、ついた歯型を肌に馴染ませるように舐めた。
「あっ、あ、そこ、そこ······っあ、はひっ、いぃ······」
「気持ちいいね、旭陽······旭陽、ちゃんと呼吸して」
「っは、はぅ······んぐっ、うぅっ、ぁ、ひ······っ」
過呼吸気味になりだした旭陽を1度ベッドに寝かせて、緩く腰を動かしながらキスをする。
「ん······ぁ、ちゅ、ふ······」
「ゆっくり息吸って、吐くんだよ。」
「ぅ······や、って······ぁ、あ······」
「ほら、俺が中に入ったら息を吐くの。できるでしょ?」
そう言うと旭陽が1度深呼吸をして、俺の首に腕を回し頷いた。それを合図にペニスを奥まで入れると深く息を吐く。後孔が柔くペニスを包む。
「上手」
「ぁ、あっ!」
旭陽を抱きしめて、ゆっくりと律動する。旭陽は激しくされるより、優しくされる方が好きだ。頬にキスを落とすと「いや」と言って旭陽から唇に噛み付くようなキスをしてきた。
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