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第385話 R18
旭陽の隣に寝転んで俺も休んでいた。旭陽が深く眠りに落ちて1時間程経った頃、唸るような声が聞こえて、閉じていた目を開け旭陽の顔を覗き込む。
「旭陽、旭陽起きて」
眉間に皺を寄せ、汗をかいている旭陽の頬を軽く叩くと、薄く目が開いた。
「······ゆ、すけ」
「辛い?」
「んっ」
体が熱いようで、布団をバサッと体の上から退けた旭陽。体を起こしてぼんやりと俺を見たと思えば、下手くそなキスをしてきた。
「あかん、我慢できやん······ぁ、さ、さわって······」
旭陽が俺の手を取って自分の胸に触らせる。綺麗な白い肌に痕を残したくて、唇を寄せてキスマークをつけた。
「我慢なんてしなくていいよ。」
「ん······でも、俺······悠介が、ほしくて、おかしくなりそう······」
可愛いことを言う旭陽を押し倒して、額同士をコツンと合わせた。
「おかしくなって。もっと俺の事欲しがって。」
「ぁ······悠介······」
キスをして、舌を絡める。
触れ合った部分がジンジンと熱くなる。それが俺を興奮させた。
「挿れるから、足開いて」
「く、苦しいの、嫌や······」
「大丈夫。苦しいのも全部気持ちよくなるよ」
クプっと音を立てて旭陽の中にペニスを埋める。
旭陽に溺れて、何も考えられなくなりたい。
このまま2人でどこかへ消えて、最期の瞬間まで愛し合うんだ。
「っは、あぁっ、あ、はぁ······ッ」
そこに俺達の子供がいれば、きっともっと暖かい未来が待っているんだろう。
「ひゃ、あぁ!イク、イクッ!!」
逃げようとする旭陽の腰を強く掴んで、奥深くで欲を吐く。
ああ、もっと旭陽が俺から離れないように繋げておかないといけない。
「ゆ、すけ······」
「何」
涙を流しながら、俺に手を伸ばす旭陽。
その手が頬に触れて、優しく撫でられる。
「な、泣かんで」
「······それは旭陽の方でしょ?泣かないで。」
「んっ、俺は、いいの······ぁ、っ······悠介······大丈夫やから······な······?」
旭陽の腕が首にかかり引き寄せられる。
キスをして目を閉じると、目から雫が零れて、初めて自分が本当に泣いていたんだと気付いた。
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