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第426話 R18

キスをしながら服を脱がせていく。 布に覆われていた肌は真っ白で綺麗だ。 「優生······」 「んっ、今日は何だか、優しいね。」 「いつも優しくしてるつもりだけど。」 桜色をした乳首に唇で触れる。ちろっと舐めると小さく息を吐いた優生が、俺の髪をクシャッと掴む。 「そう、だけど······、なんて言うか······。とにかく、いつもとちょっと、違う······ンッ!」 発情期でもないのに、優生からは甘い匂いがして、それが俺の頭をおかしくさせる。 「っぁ、噛んじゃだめ······っ、んうぅ······!」 反対の乳首をキュッと抓り、先端を指先で転がす。次第に優生のペニスが主張を始めて、口を離して体を下にずらした。 下着の上からそこにキスをする。ビクッと大袈裟に震えた優生が俺を見て目を見開いた。 「ぁ、だめ······」 「何がだめ?」 そのままそこに舌を這わせる。下着の色がじんわりと濃くなっていく。 「っあ、はぁ······匡君、やだっ······」 下着をずらすとペニスがぷるんと出てきた。先走りでテラテラと濡れている。先端をかぷっと口に含むと甘い声が聞こえた。足を閉じようとするから内腿を撫でて、やんわりとそれを阻止する。 「んぁ、あ······やだぁ······っは、匡君······っ」 甘い。どこもかしこも甘くて、クラクラする。 裏筋を強く舐め上げ、先端の穴を尖らせた舌でグリグリと弄る。そうする事で先走りが溢れて、それを塗り広げるように舌を動かした。 「で、ちゃう······匡君、出ちゃうから、ぁ、ひっ!は、離して······っ!」 焦っている優生の声。 ジュッと軽く吸うと、数回に分けて優生は精液を吐き出した。口を離して出されたばかりのそれを舌の上で転がしてから飲み込む。 「ぁ、やだ······飲んだの······っ?」 「ん、甘い。」 「ご、ごめんね、口に出したから······。うがいしに行くっ?」 「行かない」 内腿にキスを落とし、指を咥えて唾液で濡らし、後孔にそっと触れる。 「匡君、キスしたい······」 背中を屈めて唇を合わせる。 赤く染った顔が妖艶で、ペニスがズクっと反応した。

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