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第427話 R18
後孔に触れていると、だんだんとそこがクパクパと動き出して、ゆっくり指を挿入すれば内壁が絡みついた。
「あぅぅ······っ!」
深く絡めていた舌。優生の動きが止まって、かと思えば、背中を丸めてビクビクと震える。
どうやら軽く達したらしい。
「やっ、あぁ······っ!今だめ、んあぁ······んんっ」
もう1度舌を絡め合い、ゆっくりと指を動かして中を解していく。前立腺を撫でると腰を引いて逃げようとするから、優生の唇に噛み付いて「逃げるな」と言い、今度は強めにそこを撫でた。
体に走る快感が優生の理性を崩していく。
指が3本入るようになると、優生はうわ言のように何度も同じ言葉を繰り返した。
「匡君······ぁ、匡君、お願い······お願いっ······!」
「ん、何?」
「挿れて······ぁ、うぅ······っ!は、はやく、早くちょうだい、匡君の欲しいよぉ······っ!」
指を抜くと、優生が俺の首に腕を回して強く引き寄せられ、キスをされる。
「お願い、匡君っ、ぁ······お願いっ!」
「脚持って、見せて」
そう言うと腕が離れて、優生は自分で脚を抱えた。
「挿れて······」
ゴムをつけて後孔に先端をあてがう。
ゆっくりと腰を進め中に埋めていくと、優生は甘い声を上げて喜んだ。
「ひぁ───ッ!!」
ビュクビュクと射精して、後孔がきつく締まる。それでも構わず奥まで突けば、ペニスからプシャッと潮を吹いた。
「ひぃっ、いぁ、あっあ──っ!」
「優生······可愛い、もっと見せて。」
優生の呼吸が落ち着くのも待てずに、律動する。必死になって俺の背中に腕を回し、爪を立てる優生が愛しくてたまらない。
「きょう、くん······っ、ぁあ、あっ、あ、あ!」
「好きだ、優生······愛してる。」
優生を抱きしめて、何度もキスをした。
そうすれば自然と、胸の中が満たされる。
好きで好きでたまらない。
優生の為ならきっと、どんな事でも耐えられる。
そう思いながら、温かい熱に沈んだ。
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