456 / 876

第456話 R18

「ぁ、偉成······触って、触って······っ」 「っ、わかってる」 怒ったような少し強い口調。 偉成にも余裕が無いのが分かる。 「キスしたい······」 「ああ」 キスをして、そのまま服を脱がされていく。 俺も急いで偉成の服に手をかけて、シャツのボタンを外そうとするけど上手く力が入らなくてそれが出来ない。 「んっ、んぅ、はぁ······」 「俺がやるよ」 俺の手を覆うようにして止めた偉成に甘えて手を離す。シャツを脱がされ、首筋に唇が落とされる。 「はぁ······ぁ、偉成ぇ、熱い······」 「ちょっと我慢してくれ」 偉成も服を脱いで、俺の肌に触れた。 乳首を甘噛みされて腰が勝手に動く。 「千紘、下脱がせるから腰上げて」 「んっ、できない、まって······やっ、ぁ、力、入んない······」 偉成の額から汗が垂れている。 偉成も必死なんだ。 「ぁ、や······だめ、だめっ、ぁ、イくっ!」 頬を撫でられてキスされるだけで軽く達してしまって下着の中が気持ち悪くなる。 「んぅ、う······」 「あーあ、濡れたな」 偉成が苦笑しながら下履きを脱がせてくれた。 「ひぃ、ぁ、あっ、あ!」 「足開いて」 言われた通り足を開くと、濡れた後孔に偉成の指が入ってきた。それだけでまた達してしまいそうで、背中が反れる。 「はぁ······すごい匂いだ。早く入りたい」 「ん······ぁ、ちょう、だい······」 早々にくれるものだと思ったのに、偉成は体を下にずらして、指を入れていたそこに顔を近づける。 「あぁっ、だめっ!」 止めようとしたのに、それより先に偉成の舌がそこに触れ、指が抜けて代わりに舌が挿入された。 うねうねとした動きが中を刺激してひっきりなしに声が漏れる。

書籍の購入

ともだちにシェアしよう!