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第465話 R18
力を抜いてぐったりとする旭陽。
口を離し、精液を飲み込んで指を抜いた。
「旭陽」
「ん······」
旭陽の隣に寝転がると、俺の胸に顔を擦り付けてくる。
「気持ちぃ······えっちしたい······」
「······ん?」
「えっちしたい、悠介の欲しい······」
旭陽の手が股間に触れて、思わず腰を引いた。
「まだ外は明るいよ。それにお婆さん達もいるし。」
「ん、わかってるけどぉ······やって、欲しいんやもん······!」
起き上がった旭陽が、突然俺の履いていたズボンの前を寛げさせる。
「何するの?」
「······俺も口でする」
「えー?できるの?」
勃起して少し窮屈だったのがマシになる。下着から俺のペニスを出した旭陽は、ゴクッと唾を飲んで口を開け、伸ばした舌でペロッと舐めた。
まるで子猫みたいだ。
「ん、ん······」
「ふふっ、可愛いね」
そう言って髪を撫でてやると、顔を真っ赤にして俺を睨み付ける。
「気持ちくない?」
「擽ったいかな」
そう言うと、少し悩んでから大きく口を開けてペニスを咥えた。
「こぉ?」
「口いっぱいになってるね」
下手くそって言うよりか、ほぼ何もできてない。
くすくす笑ってると、突然ペニスが締め付けられて、小さく息を吐いた。
「ぅ、ぐ······う」
「無理しないでいいよ」
奧まで咥えて、喉を締めている。
そんな苦しいことはさせたくなくて、腰を引いて口から出させた。
「っは、はぁ······の、喉、死んでまう······」
「うん、だからもうしなくていいよ。」
代わりに旭陽の頬にキスをして、そのまま俺より小さな手を取った。
「その代わりこっちでして」
「え、ぁ······」
旭陽の手をそこに移動させて軽く握らせる。その手を自分の手で覆い、ゆっくりと動かした。
「ゆ、悠介······っ?あの、これ······」
「ん?······はぁ」
恥ずかしそうにキョロキョロと視線を彷徨わせ、かと思えばチラッと俺を見る。
あ、その顔やばい。
既に限界に近かった俺は、腰を小さく震わせ、旭陽の手の中に射精した。
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