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第493話 悠介side R18

旭陽のお腹が少しだけ膨らんできた。 触ってもいいよって言うから、遠慮なくお腹に触れる。 「たまにお腹の中で動いてる感覚するねん」 「そうなの?元気そう?」 「元気やと思うよ。」 学校から帰ってきて、こうして旭陽と触れ合っている時間が1番の癒し。 「キスさせて」 「いつもそんなん言わんのに。」 旭陽の手が俺の頬に触れて優しくキスされる。 触れるだけのそれを、舌を挿入してだんだんと激しくさせていく。 「っは、はぁ······」 「あー、抱きたい。旭陽、ちょっと触らせて」 「んっ」 推奨されているセックスだけど、最近は旭陽が少し怖がりだしてる。 赤ちゃんが潰れてしまうんじゃないかとか、ビックリしちゃうとか、そう言って最後まではしない。 ベッドに仰向けに寝転ばせて、そっと胸に触れる。 「ぁ、う······ぅ······」 「胸、ちょっと膨らんだ?」 「ひゃっ、ぁ······ま、まって、優しく触って······っ」 少し張ってる感じ。旭陽は手を口元に持っていき、不安がってる。 「さ、最近、ちょっと胸が、痒かったりする······」 「痒い?」 「うん······。でもそうなる人多いってネットで見た。」 「そうなんだ」 乳首にちゅっと唇で触れて、丁寧に愛撫する。 次第に芯を持ち出したそれを軽く吸って、そうしながら右手は旭陽の下半身に触れた。 「ぁ、あっ!」 「濡れてるね」 「ぅあ······や、怖い······」 「大丈夫、指だけ」 後孔に指を2本挿入すると、旭陽は腰を揺らして喜んだ。もっとしてくれと言わんばかりに中は収縮を繰り返す。 「ぁ、はぁ······」 「辛くない?」 「んっ······気持ちいい······」 指を開いて軽くピストンする。勃起した旭陽のペニスを口に咥えて、頭を動かして刺激した。 「っあ、はぁ、は······っ、イ、ク······っ」 「いーよ」 旭陽の体が大きく震えて、中がキューっと締まる。 爪先がピンッと伸びて、旭陽の体から力が抜ける。 咥えていたペニスを口から離し、あれ?と思う。 「え、旭陽······?」 「んぁ、はぁ、はぁっ、なに······っ?」 「······中でイったの?こっちもしてたのに?」 「············」 ポカンとした旭陽はみるみる目に涙を貯めて、枕を顔に押し付けた。

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