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第500話 R18
どちらともない唾液を飲み込んだ。
ぼんやりする頭では上手く考えられない。
偉成に促されるままベッドに行くと、服を脱がされた。
俺も負けじと偉成の服を脱がせて、ベッドに座る偉成の股間に顔を近づけ、下着の上からべろっとペニスを舐める。
「舐めていい?」
「ん」
一応許可を取ってから下着からペニスを出して、先端をあむっと口に含む。
頭を動かしてジュプジュプと音を漏らしながら刺激して、口から出して舌を裏筋に押し当てて舐める。
「っは」
「気持ちいい?」
「ああ。気持ちいいよ」
頭を撫でられて、嬉しくなる。
あー、と口を開け、喉を開いてそこでキュッと締め付ける。何度もやってやっと出来るようになった。偉成はこれが好きだから、今も少し蕩けた顔で俺を見てる。
「んっ、ぐ······ふぁ、はぁ······」
偉成の手がお尻に触れる。
尻臀を揉まれたかと思うと、後孔に指が這った。
発情期前のせいでか、愛液で濡れていた後孔はすぐに欲して、指を受け入れて強く締め付けた。
「んぅっ!ぁ、あぁっ!」
口を離して、荒く呼吸をする。
ああだめ、気持ちいい。
「千紘」
静かに名前を呼ばれると叱られたような感じがして、慌ててペニスを咥えた。
偉成がもういいって言うまで、がんばらないと。
「ふっ、ふぅっ、はぅ······っ」
「上手だ」
指が増えていって、ある程度解れるとゆっくりとピストンされる。
「あっ、あ、はぁっ、偉成ぇ······っ」
「うん、何?」
甘やかしてやりたいって言ってた割に、ちょっと意地悪だ。
わかってるくせに、俺に言わせようとする。恥ずかしいけど、貰うためには言わなきゃいけない。
「うぅ······っ、偉成のこれ、挿れて······っ」
勃起して硬くなったそれを掴み、体を起こす。
「ぁ、はぁ······い、挿れてもいいっ?」
「······可愛い」
ゆっくりとベッドに倒されて、乳首をチュッと吸われる。
直ぐに離れて自身にゴムをつけた偉成は、俺の足を抱えると後孔にペニスを宛てがい、ゆっくりと中に入ってきた。
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