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第501話 R18
「っあ、はぁっ、あ!」
「千紘······ああ、可愛い······」
ゆっくりだった動きが突然激しくなり、まだ途中までしか入っていなかったそれが一気に奥まで挿入された。
突然襲ってきた快感に耐えられず射精する。細かく震える体を偉成に抱き締められた。
声が抑えられなくて、泣いていると、口に指が突っ込まれた。
「気持ちいいな千紘」
「あぅ······はぁっ、ん、ん······!」
「もっと声聞かせて」
指に舌を這わせて、まるで偉成のペニスを舐めてるかのように錯覚する。
飲み込めない唾液が零れて、それを偉成が舐めとった。
「きも、ちぃ······っ」
「ああ」
指が抜けて、腰を掴まれ激しく律動される。
頭の中は真っ白になって、何度も達して、悲鳴のような声をあげる。
「はひっ、ひぃ······っ!」
ぼんやりしている間にペニスが抜けて、うつ伏せにされたかと思うと、また奥まで挿入された。
逃げることもできずに、シーツを掴んで喘ぐことしかできない。
「はぅっ、ぁ、あひっ、ひぃっ!」
背中に覆い被さる偉成は、俺の体にいくつものキスマークをつける。
「千紘、好きだ、好き······っは、愛してる」
ゴリュっと奥深くを侵され、動きがそこで止まる。
苦しいのと、気持ちいいのとが入り混ざって意識がガクッと落ちた。
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