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第546話 R18

ズチュズチュ音が鳴ってる。 これが自分からだって思うと恥ずかしくてたまらないけど、それにまた興奮する。 「あぁっ、あっ、あ、あ!」 「っはぁ」 偉成の吐息と、時々漏れる堪えるような声にたまらなくエッチな気分になって、耳を舐めて噛まれるとその度に軽くイってしまう。 「ひっ、ひぁ、ぁ······っ、ま、まって、ちょっとだけ、まってっ」 気持ちよすぎて怖い。 意味もわからずに泣いていると動きが止まって、頭を撫でられる。 「ごめん、辛いなら抜くか?」 「ちがう······気持ちよすぎて、わかんない······っ」 考えられないのは怖い。 求められて嬉しいし、応えたいのに。 「急ぎすぎたな。ごめん」 「んっ、違うの、大丈夫だから」 発情期特有のどうしようもない熱が少し治まってる。 顔を上げて偉成にキスをして、額をコツンと合わせた。 「発情期の熱、ちょっと治まったみたい」 「······このタイミングでか。」 「ぁ、辛いよね」 まだまだガチガチのペニスが俺の中で早く楽になりたいと言っているのが聞こえてきそう。 「ん、もう動いていいよ」 「辛くない?」 「うん。でもちょっとゆっくりがいい」 そう言うとベッドに優しく寝かされる。自ら足を左右に開いて、偉成が動きやすいようにすると、さっきとは違ってゆっくりと動いてくれる。 「ん、ぁ、はぁ、は、あ······」 少し余裕のあるセックスは大好きだ。 偉成を見てられるし、苦しいくらい快感に襲われることも無い。 「あぁっ!はぅ······っ、そこ、もっと」 「ここだろ」 「あぁぅっ!」 奥まで突いて抜く時にカリで前立腺を刺激されて、またイきそうになって中がギュッと収縮した。 「っ!」 「ぁ、あ!イク、イっちゃう······ッ!」 体が細かく震えて偉成は少し激しく動いて、俺が達した後も暫くその状態が続き、落ち着く頃に中がじんわりと熱くなる。 偉成は肩で呼吸をして、俺にキスをするとペニスを抜いてゴムを外し、口を縛ってゴミ箱に投げ捨てた。

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