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第659話 泰介side R18
勝手にヘコヘコ動くお腹を、誉君に撫でられる。
「ぁ、あ······、1人、やだって言った、のに」
睨みつけるとキスをしてきて、指が抜け、ゴムを着けてた誉君のそれが後孔に宛がわれ、ヒュッと喉が鳴った。
「う、ぁ······」
「足抱えてるの苦しい?」
「っ、苦しく、ないけど······っ」
でも、無駄に力が入っちゃう。自然と背中を丸めてググッと耐えてしまうみたいだ。
誉君の手が俺の腕を掴んで足から離させると、俺の代わりに足を腕に抱えた。
その状態でゆっくり挿入され、奥の壁に先端が当たり、そこを押し上げるようにして最後まで入ろうとする。
「はぁ、あ、あっ!そ、こだめ!入る、入っちゃダメ、ぁ、ひ、ひぃっ!」
「前入れたから大丈夫」
少し口元に笑みを浮かべてるのが憎たらしい。
でも、それも愛しくて、誉君の背中に回した腕の力をぐっと強くする。
「やぁぁ······っ」
「ほら、柔らかくなってきた」
「は、はっ、ひぁ、あーーッ!」
暴力にも思えるような快感が体を巡って、体が震え、ふと力が抜ける。
そのタイミングで怒張が奥まで入り込んだ。
「ーーーーっあ······?」
「入った」
ボコっとお腹が膨らんだような気がする。
誉君が腰を揺らし、その振動がやって来て、ぐぐっと背中が弓形に反れた。
「あ゙ぁぁっ、あーーッ!!」
「っ」
ギューッと中を締め付けたことで、中にあるペニスの大きさが分かる。
内壁がうねうねと勝手に動いて誉君も息を詰め動きを止めた。
「ひっ、ひぃ、は······っ」
頬を撫でられ、誉君をぼんやり見上げると、眉間に皺を寄せ耐えている表情をしていて、それがやけに格好よく感じる。
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