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第660話 R18

「あ、ぅぅ······ほまれ、君······」 「辛い?」 「だ、いじょうぶ、だけど······っ、まだやだっ!」 気持ちよすぎて怖い。 抱きつくと優しく頭を撫でられて、少し安心した。 「ごめん、まだ嫌?もう結構限界」 「う、ぁ······」 「ゆっくり動くよ」 抱きしめられたまま、誉君の腰が動いて奥から抜けては入ってくる。 「あぁっ、あ、あひっ······!や······ぁ、きも、ち······っ」 「っ、はぁ、はぁ······」 「誉君、ぁ、んっ、ほ、まれくん······っ」 誉君の息遣いが近くで聞こえて胸がドキドキする。 「誉君も、気持ち、いい······っ?」 「ああ、いいよ」 中にある誉君のそれが大きくなった気がする。 「っあ、そこ、いっちゃ、う······っ!」 目の前がチカチカして、体中を快感が走った。 「ーーーーッッ!!」 声も出せないまま、大袈裟に震える。 誉君も達したのか、荒く呼吸を繰り返しながら動きを止めた。 「ん、ぁ······あ、やだ、動か、ないで」 「ごめん」 まだ快感が止まらない。 誉君に優しく体を撫でられて、漸く落ち着いた頃には眠気が襲ってきた。 「ん······」 「あ、こら。まだ寝るな」 「だって、眠い······」 「風呂入らないといけないし、まだ抜いてもない」 そう言って誉君が腰を引いてペニスを抜いていく。 声を我慢して、ペニスが抜けると一気に脱力した。 「お風呂、明日がいい」 「今。お湯も張ったままだし」 「うぅー······」 手を伸ばすとぎゅっと握られてそのまま手を引かれ上体を起こされる。 「俺が洗うから、起きといて。」 「······努力はする」 素っ裸のまま抱っこされてお風呂場まで移動する。 ちょっと寒くて強く抱きつくと、ポンポンと背中を軽く叩かれて、もっともっと強く抱き締めたくなった。

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