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第677話 R18

「あ、あー······っ、ぁ、はぁ、んぅ」 「千紘、もっと締めて」 「ひぃ、いっ!」 お尻を軽く叩かれる。 キューッと中が締まって、偉成は「はぁ······」と熱い息を吐く。 「んぁ、あ、あっ、は、っ!」 「いいぞ、っ千紘······」 抱きしめられ、キスをされる。 体勢が少し苦しいけれど、その苦しさすら愛しい。 「っん、は、はぁ······っあ、い、く······イクッ······!」 「っ、俺も」 律動が激しくなって、体がビクッと震えると同時にペニスが抜かれ、お腹の上に射精される。 俺は中で達して、爪先をピンと伸ばし、暫く大袈裟に痙攣した。 「っん、はぁ······っ、はぁ、ぁ、あぁ······っ」 「拭くもの持ってくる」 「ぁ······やだ、もうちょっと、一緒にいて······」 手を伸ばすと優しくその手を包まれて、隣に座った偉成に髪を撫でられる。 「辛くなかった?」 「全然······むしろ、気持ちよすぎる······」 最高だったと口元に笑みを浮かべると、頬を撫でられてまたキスをされる。 何度も唇を合わせて、舌を絡め、どちらともない唾液を嚥下して漸く離れていく。 「お風呂、行けそうか?」 「あ······うん。運んで」 首の後ろと膝の後ろに腕が差し込まれて、力強く抱き上げられる。 風呂場に運ばれて、シャワーで汚れを落とし、綺麗にしてから浴槽に浸かった。 「はぁ······」 ぼんやりしながら、空に浮かぶ月を見る。 「ちょ、っと待って!?今何時!?」 そう言えば時間を忘れていて、偉成に慌ててそう聞けばもう23時半。 「早く上がらないと!2人でカウントダウンしようよ。」 「わかった」 カウントダウンして、来年になった瞬間に今年もよろしくって笑い合いたい。

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