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第701話 R18

「んっ、ま、って······もう大丈夫、だから······ぁ、う、動くな!」 「気持ちいいんだろ。締め付けてくる」 「う······っ、いいけど、やだ、お風呂沸くんでしょっ!」 「うん」 するだけ返事をして、ゆるゆると腰を動かす。 手を後ろに回し、偉成の腰を押し返すと、お腹に手が回ってきてぎゅっと抱きしめられる。 「あっ」 より奥まで入ってきて、体が細かく震える。 イきそうになって、勝手に背中が反れるのを抑えられ、快感が分散できない。 「ひっ、ぃ、あぁっ······!」 「っ」 さっきまでのエッチでもう出し切ったと思っていた精液が透明になってちょぴっとだけ溢れる。 後ろからペニスを掴まれ、緩く扱かれる。その手を止めるけれど、ほとんど力が入らなくてただ手を添えているようになってしまう。 「んぁ、は、や、もうイッた、イッたから······っ!」 「もう出ない?」 「出ないっ、あ、あぁっ!」 コツコツと奥と前立腺を突かれ、せり上がってくる排尿感。 ぐぐっと我慢してみたけれど無理で、精液の代わりに潮を吹く。 「っ、あうぅぅっ!!」 もう無理、落ちる。 そう思って目を閉じたのと同時に動きが止まり、中がほんのり熱くなってペニスが抜けていく。 「千紘、風呂行くぞ」 「······むり」 「まあ、そりゃあそうか。」 まだ体の痙攣が止まらない。 そっとお腹を撫でられて、その手を掴む。 「ちょっと、だけ······待って」 「うん。」 そういえば、もう少しで発情期がくる。 今それを思い出して、少しだけ気が滅入った。 だってまたこんな、気持ちいいことばっかり続くんだ。 寝返りをうって偉成の方に顔を向ける。 「次の発情期はエッチじゃなくて、ただ偉成の精液飲むだけがいい······」 「は?」 「だってもう、疲れる······」 いつも発情期の後は起き上がれないくらい体力を消耗しているし。 「悪かった千紘。無理をさせてしまった。謝るから許してくれ。そんな······精液だけ搾り取られるなんて俺は嫌だ。」 「ブフッ!牛みたいだねぇ」 ケラケラ笑えば偉成は眉間に皺を寄せた。 「面白くないぞ。」 「ごめんごめん」 でも想像すると面白くて、暫く笑いが止まらなかった。

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