何度もキスを繰り返し、甘い唾液を飲み込む。 愛液を溢れさせる後孔に指を入れてグチュグチュと音が鳴るまで弄っていると、その内に絶頂した純が俺の手首を掴んで止める。 「あ、ぁ、はぁ……」 フェロモンに理性がぶっ飛びそうで、それを堪えるように唇を強く噛んだ。 ゴムをつけて純の足の間に腰を入れ、後孔にペニスをあてがう。解れきったそこを奥まで一突きにすると背中を反らし、ビュクビュクと射精した。それを手に取り純の口に入れると、ちゅぱちゅぱと熱い舌が絡みつく。 「はぁ……」 「せんぱぁい……ぁ、ん……」 甘い匂いがきつくなった。 頭の中がフワフワする。 ガツガツと律動して純が続け様に達した後、うつ伏せにさせた。 「純、首輪取れ」 「っ、あ、あっ、ま、って……ぁ、やぁ……っ」 「早く」 ぐちゅぐちゅと奥を捏ねるように腰を動かす。 震える純の手が首輪に触れて、ゆっくりと外していく。それがもどかしくて、細い手に噛み付くと「ひっ」と声を漏らす。 ポトっとベッドに首輪が落ち、隠されていた項が現れる。唾液を飲み込むと喉がゴクッと大きく鳴った。 そこに舌を這わせる度に純は小さく震える。 せめて、少しでも痛くないようにしてやらないと。残った理性でそう考えて、重なるように純に覆い被さり律動する。 「んぁっ、あ、あぁっ、だめ、そこ、っん、あぁーーっ！」 足をバタバタとさせて逃げを打つ体を抑え込んだ。 「ひっ、い、いく、いくぅっ！」 「っ！」 その瞬間、項に噛み付いた。 純は声にならない声を上げて、体に強い力が入ったかと思えば、一気に抜けていく。 中はまだ俺を締め付けたままで、けれどそれ以外は動かない。 もしかして失神したのか。 「純、純」 「……」 名前を呼んでも返事は無い。 それならここでやめてやるべきかと思ったけれど、欲を吐き出せないのは辛い。眠る純の腰を掴んで律動を再開した。 「っ、ん……ふ、ん、ぁ……？あ、あっ、あ！」 「起きたか」 もう我慢しなくていいよな。 そう思って残っていた僅かな理性を崩し、純の発情期が終わるまでそうして抱き合った。