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好奇心
食事を終えた後は、先に言われていた通りホテルにやってきた。
食べたばかりで眠たくて、ソファーに座りテレビを見ながらも意識はもう飛びそう。
「優一さん」
「んー……?」
目が開けなくて、そのまま顔を上げる。
唇にキスをされる感覚。そのまま髪や頬を撫でられて気持ちよさに余計眠たくなる。
「まだ寝ないで。お風呂入りませんか?」
「……うん」
「おーい」
呼び掛けられて薄く目を開く。
またキスをされて、今度はソファーに押し倒された。
「風呂は後にするか」
彰仁君がボソッと呟いて、俺の服の中に手を入れてくる。
咄嗟に目を開けると、手は俺のお腹を撫でながらだんだんと上がっていく。
「ん……」
「ここでしていい?それともベッドがいい?」
今日は沢山彰仁君に良くしてもらったから、俺も少しくらい何かを返さないと。
眠たくてたまらない頭を働かせて、ベッドの方を指さすと、抱っこで運ばれた。
……恥ずかしい。
上の服を脱がされ、乳首に唇が触れる。
熱い舌に舐められると、はぁ……と息が漏れてしまう。
そういえば最近自分でもしてなかったし、もちろん彼とするのも久しぶりなので、そういう気分になると……ああもう、熱が溜まる。
「はぁ、ぁ……彰仁君……あの……」
「何ですか」
胸から顔を上げた彰仁君の頬を両手で包む。
「下、も」
「きつい?」
股間に彼の手が触れる。
すでに勃起してテントを張ってるのが恥ずかしいけど、うんうんと頷く。
「腰上げて」
履いていたチノパンを脱がしてもらって、下着の上からそこに触られた。
「あ、う……」
「先に出す?」
「っ、そ、それだと、後が多分……しんどいでしょう……?」
「そうだね」
キスをして、舌を絡める。
発情期じゃないのに興奮して、体が熱くなっていく。
「下着脱がすよ」
「ん……っ」
何も身にまとわない、そんな姿になって、股間を手で隠すけど直ぐにそれ手を取られベッドに押さえ付けられる。
「足開いて」
「っ、君も脱いで」
俺から体を離し、服を脱いだ彼は、また俺に覆い被さってキスをすると、足を抱えるように低い声でお願いしてくる。
それが下腹部にずくんと響いて、早くも蕩けそうになりながら足を開いた。
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