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ふたりの時間 R18 旭陽side
悠介が卒業して、夕陽が産まれて、暫く。漸く前の日常のようなゆったりした時間を過ごせるようになってきた。
とはいっても子育ては大変で余裕がある訳では無い。
でもお婆ちゃんとお爺ちゃんに教わることができるから、幾分かはマシやと思う。
卒業してすぐ、悠介は実家の仕事を始めて朝早くに仕事に行っては夜遅くに帰ってくる。覚えることが多いとかで忙しいみたい。
「ただいまぁ」
今日も疲れきった様子で帰ってきた悠介。
夕陽はもう眠っていて、可愛い娘の寝顔を見て破顔する悠介に、俺は癒される。
「旭陽ぃ」
「何?」
「お風呂一緒に入りたい」
「あー……まあ、いいかな。」
ぐっすり眠っているし、少しの間なら問題無いかな。
夕陽の頬を撫でてから、悠介と一緒に風呂場に向かう。一緒にお風呂に入るのも久しぶりやし、背中を流してあげようって、シャワーを浴びる悠介に「座って」と言う。
「んー?」
「背中流させて?」
「え……うわ、うわぁ……俺のお嫁さん可愛すぎる……好きだわ、やっぱり好きだ。結婚したい。してるけど」
「はよ座ってよ」
座ってもらって先に髪を洗ってあげてから背中を流していく。デレデレした悠介の顔は最近では夕陽に見せるばかりやったけど、今は俺に向けてくれてるから嬉しい。
「……え、何で勃ってんの?」
そう思っていたら悠介のそれが勃起しているのが見えた。ついそれを指摘すると悠介が振り返る。
「興奮しちゃった」
「……アホなん?」
「だって無理だよ。もうどれだけ長い間してないと思ってるのさ。それなのに一緒に風呂に入ってるんだよ!?」
うるさい悠介を無視して泡を流す。
背中側におった俺は悠介の前に移動して、ギンギンになってるペニスに触れる。
「え、旭陽」
「アホって言うたけど……俺も正直、悠介とえっちしたい。」
ゆっくり手を動かす。ぴくぴく動くそれが面白い。背中を屈め口を開けてそれを咥える。喉奥で締め付けると悠介は息を詰めた。
「っぐ、ふ……」
「はぁ……旭陽、ごめん、動いていい?」
「ん」
頷くとゆっくり律動される。
喉の輪っかを出たり入ったりするような感覚。苦しいけどそれだけと違うくて、体がビクビク震える。
また「ごめん」と言った悠介。口の中にドロっとしたそれが吐き出されて、ゴクッと飲み込んだ。やっぱり番やからか、嫌な感じはしない。
いつの間にか俺も勃起してて、恥ずかしくて手で隠す。
「ぁ……」
ペニスから口を離すと頭を撫でられて、抱き寄せられた。
「えっ、あ、待って、待って……!」
「ちょっとだけ」
膝立ちになった俺のお尻に触ったかと思うと、後孔に指が触れてゆっくり入ってくる。
「旭陽、今日ダメ?」
「ぇ、えっち、するってこと……っ?」
「うん。ちょっと我慢できそうにないや」
指が前立腺に触れて、久々の快感に声が漏れそうになる。
「お風呂は、あかん……っ!」
「何で?」
「声、響くから……」
お願い、と悠介の首に腕を回すと優しく背中を撫でられた。
お湯に浸かる時間も勿体無いと、風呂場から出て体と髪を拭くのもそこそこに、普段は使っていない悠介の部屋に行く。
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