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ひとりでできるもん R18 偉成side
羞恥心と恐怖心と戸惑いが入り混じった複雑な表情をしている千紘。
浴室の隅に放られた玩具達。
興奮しないわけがなくて、素直に「見たい」と言うと、千紘は間抜けな顔をして俺を見上げる。
「昨日俺が誘っても寝ろって言ったのは一人でこれがしたかったのか。」
「あ、あれは違うくて……」
「正直どっちでもいいけど、どうせなら千紘が一人でしてる所が見たい。」
「え、えぇ……ええ……?」
オロオロとする千紘に、落ちているペニスを象った玩具を渡す。受け取ったそれを見て不安げにまた俺を見る千紘に笑いかける。
「どうせやるつもりだったんだろ?見せて」
「でも……」
「見せてくれるならそれ以上はもう何も言わない」
「……」
悩んだ挙句、もうこの事について何も言わないと聞いて安心したのか、千紘は若干呆れたようにして頷いた。
俺は浴室を出てドアの前に腰を下ろし千紘を見る。
よく見えるように俺に向かって足を開けた千紘。眼福だ。
「あの……偉成」
「何?」
「……さっき、これ、入らなかったの……」
「ちゃんと解したか?」
「したんだけど……」
玩具を後孔に宛てがい、息を吐いて強く押した千紘だけれど、上手く挿入できずにいる。
「……偉成ぇ」
「千紘ならできるよ」
「ん、出来ないから、解すの、手伝って」
涙目で見上げてくる。それは反則だと思う。
元々千紘不足で、昨日も本能で抱きたいと思ったのを堪えたんだ。
……手伝わないわけが無い。
「千紘」
「ん……」
手を伸ばすと寄ってきて、ぶちゅっと下手くそなキスをされた。
それも可愛くて舌を絡めながら、千紘を抱き寄せ柔らかい臀を揉む。
「舐めて」
「ふ、むぅ……」
唇を離し、代わりに指を二本小さな口に入れると一生懸命に舌を這わせていく。悪戯したくて奥まで指を入れると、まるでペニスにそうするように必死になって吸い付くから熱が上がる。
指を引き抜き、濡れたそれを後孔に宛てがうと、すんなりと受け入れてくれた。
これだけ柔らかいならあの玩具も入ると思うのに、どうして入らなかったんだろう。
「っは、あぁ、ぅ……んっ、きも、ちぃ……!」
「指でイク?」
「あ、やだ、だめ、んんっ、あっ、あー……!」
前立腺を撫でると腰を揺らして喜ぶ。
中は発情期の時ほどまでとは言わないが、十分濡れている。
「足持って」
「っえ、ぁ……もう……?」
不安そうな声を無視して、玩具を手に取る。
先端を宛てがいゆっくり力を込めると、ズプズプと飲み込んでいく。
「ひっ、いぁぁ……っ!」
「上手だ」
この恥ずかしい姿を自分で確認した時、千紘は可愛い反応をするんだろうなと、風呂場の大きな鏡を見て思う。
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