ペニスを舐められながら、後孔に指が入ってきて声が抑えられなくなる。 「っは、ぁ、あ……」 会陰部分を掌でグリグリと押され、後孔は前立腺に触れられて、何度も甘い絶頂に飲まれてしまう。 「あ、あき、よしくん、だめ、も、だめ……っ」 「出していいよ」 はしたなく先走りをダラダラと零して、もう我慢できないと首を反らすと、先端の穴を尖らせた舌で弄られ、堪らず射精した。 「あっ、あ、やだ、やめて、離して……っ」 ジュルジュルと下品な音を立ててペニスを吸われる。 精液を飲み込んだ彼は、顔を上げて後孔をグチュグチュと激しく指を動かし出した。 「ひっ、あぁっ、い、イッた、今イッた……！」 「うん、甘かった」 「ちがっ、ぁ、ああっ！」 感想なんて聞いてない！ 苦しくて止めようとすると指が抜かれた。 ホッとして体から力を抜き、彼を見ると目がギラギラとしていて、俺なんかに欲情してくれているのがわかる。 「優一いれていい？」 「ん、いいよ」 足はそのまま、彼が生のままペニスを宛てがう。 軽く息むと先端が抵抗なく入ってきて、そのままゆっくり奥まで挿入された。 抱きしめられて、温かさに包まれる。 しばらく動かないでいてくれるから、呼吸も整えられて有難い。 「あの、彰仁君」 「何？」 足をおろし、彼の背中に腕を回す。 中で当たるところが少し変わって声が漏れた。 「ありがとう、いつも俺のこと、考えてくれて」 「それは当たり前のこと。優一は俺の番なんだから」 「う……ぁ、そ、それでも、ありがとう。大切にしてくれる彰仁君が、すごく、好きだよ。」 「今日はいつもより素直だね」 ちゅ、と頬にキスをされたのと同時に律動が始まる。 初めはゆっくりな動きが、少しづつ速くなっていく。 「ひっ、ぁ、ああ……んっ！」 「気持ちいいね」 「はぁ、き、もちいい……っ、あ、それ、そこ、好き……！」 彼が与えてくれる快感を沢山感じて、そしてそのまま熱に浸った。