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秘密事 R18

お腹の中がタプタプしてる。 漸くペニスが抜けた頃には、トロトロと後孔から精液が溢れ出る程になっていた。 「ん、優一、大丈夫?」 「……っ、ぅ……」 体を丸めて、余韻に浸る。 ビクビクと細かく震える体を撫でられ、抱きしめられて深く息を吐いた。 「だ、いじょうぶ……」 「ごめん、やりすぎた」 確かにいつまで続くんだろうと思ったけれど、本来の目的の疲れることは達成された。 今にも眠ってしまいそうな俺に、話しかける彼の声が遠い。 「優一、ねえ、体拭く?風呂は朝に入るとして」 「……」 「……寝た?」 瞼が持ち上げられなくて、色んな体液でぐちゃぐちゃのまま体から力を抜く。 トン、トン、と規則正しく彼が背中を軽く叩く。 きっと俺が眠っている間に、甲斐甲斐しくも体を拭いておいてくれるんだろうな。彼はそういう優しい人だから。 「おやすみ」 頬にキスをされた感触を最後に、深い眠りに落ちた。 *** 「優一さん、起きて。もう昼になるよ」 優しく声をかけられ、意識が浮上する。 目を開けるといきなりまぶしい光が目を刺して、思わず顔を顰めた。 「まだ眠たいですか?風呂に入ってご飯食べたら昼寝すればいいから、とりあえず起きませんか?」 「……朝?」 「いや、昼です。寝惚けてるな」 ああ、確かにさっきも昼だと言っていた気がする。 思い出して体を起こそうとすると、後孔からドロっと溢れてきた何かに驚いて「ヒッ」と短く悲鳴をあげた。 「どうかしました?」 「ぁ……あ、そっか。いや……あの……」 寝ぼけていた頭が漸く動きだし、そういえば真夜中に彼と疲れるほどセックスをしたのを思い出した。 「き、君のが、溢れてきて……」 「ああ。あの後体は拭いたんですけど、処理まではしてなくて。」 「うぅ……ティッシュ取って……」 「え、何で。どうせ風呂に行くんだし、ほら、このまま運びますよ。」 「ちょっと……っ!」 シーツに包まれ、抱き上げられてお風呂場の椅子に下ろされる。 シーツはすぐに洗濯カゴに放りこんで、俺は丸裸になった。恥ずかしくて思わず、自分で自分を抱きしめる。 「体洗いますね」 「自分でできるよっ」 「俺がやるので休んでてください」 「休めない!心が休まらない!」 「今更恥ずかしがってるんですか?」 少しだけ呆れ顔の彼に、俺が間違ってるのか!?と思わされた昼。 そしてその日の夜は、嫌な夢を見ることなくぐっすりと眠れたのだった。 秘密事 了

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