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第208話*(フレイン視点・セフレ注意)

「そっか……ありがと……」  微笑みながら瞬いたら、ぽろりと一粒涙がこぼれた。  それを合図に、ジークが再び大きく腰を動かしてきた。 「あっ、あんっ……!」  内側の柔肉を強く擦られた後、腹の底を思いっきり突き上げられる。がっちりと腰を掴まれ、上から押さえ込まれたまま激しく身体を揺さぶられ、フレインはすすり泣きながら快感に悶えた。  官能の汗に濡れた身体がジークの下で弓なりに反り返り、頭上で縛られた両手がびくんと痙攣する。 「うう……んっ、ふ……く、うあ……あっ」 「……どうよ? またイきたくなってきたか?」 「い、きたいよ……早く……」 「そうか。でもまだダメだぜ?」 「あっ……? あっ……!」  途端、動きがゆっくりになり、煽るような刺激に変わる。ずるずると楔を引き抜かれ、入口付近を緩く刺激された後、再びゆっくり挿入された。根本まで突っ込まれた状態でゆるゆる腰を回されると、めまいがしそうなほど心地よい。  けれど、絶頂を迎えるにはどうしても刺激が足りなかった。優しい刺激より、今は気絶するほど強い刺激が欲しかった。フレインはぶるぶると首を横に振った。 「ああ、もう……イきたい、のに……」 「熱が溜まってきただろ? ここ、めっちゃ充血してるぜ?」 「いッ……!」  赤黒く変色している性器を握り込まれ、ぶわっと涙がこぼれ落ちる。痺れるような疼痛が背骨を駆け上がり、脳に苦しみとして伝わっていった。  煽るだけ煽られ、限界まで我慢させられ、既に陰茎は爆発寸前だ。溜まりに溜まった熱が先端からぽたぽた滴り、フレインの股間をぐっしょり濡らしている。これ以上はさすがにキツかった。 「うう、う……も、イかせて……」 「ああ、イイ感じに締め付けてるぞ。あと一歩のところでイけそうだからこそ、全身が快感に餓えてるんだ。ここまで来たら、失神までもうすぐだぜ?」 「っ……!」 「自分を一発で気絶させるほど巨大な絶頂、そろそろ味わってみるか?」  そう言ってジークが根本の戒めを解いた。

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