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第352話*
「んっ、あ……あ、兄上、そんな……舐めちゃだめ……あっ!」
「いいんだよ、可愛い弟の身体だもの。とっても瑞々しくて美味しいよ」
「そ、な……兄上、変態なんじゃ……あぁっ」
「かもね。お前があまりに可愛いから、つい変態っぽくなっちゃう」
「あうッ……!」
更に奥に舌を差し込まれ、びくびく腰が跳ねた。敏感なところをたっぷり舐められ、肉襞を弄られるにつれ、もっと奥まで刺激が欲しくなってくる。後孔がひくひく震え、身体の内側がざわめき、直腸の曲がり角がキュンキュン疼いてくる。
前のシンボルも完全に張り詰め、先端からぽたぽた透明な汁を垂れ流していた。
「は、あ……もうだめ……! 兄上、やめて……イっ……!」
イきそう、と唇を噛み締めた瞬間、ぞくぞくした刺激がぴたりと止まった。ずるりと舌を引き抜き、尻から顔を遠ざけたかと思うと、こちらを見下ろしてニヤリとほくそ笑む。
「ふふ、いいね。お前、今とっても色っぽい顔してるよ」
「え……?」
「イく直前の顔さ。気持ちよくてたまらないって顔だ。最高にエロくて可愛いよ」
「っ……!」
軽く頬を撫でられただけでも、ぞくっとして声が出そうになった。
そんな弟を弄ぶように、兄が前だけ寛げて雄々しく反り立った自身を取り出す。
「でも、どちらかというとイっている顔の方が好きかなぁ」
と、遠慮なく体重をかけてきた。
「っ!? だ、だめだ兄上、待っ……!」
慌てて止めたものの結局兄は止まらず、アクセルは太い肉棒に深々と貫かれてしまった。
「んん――ッ!」
衝撃のあまり視界が白く灼け、背中が綺麗に反り返る。びくんびくんと身体が痙攣し、太ももがぶるぶる震えて止まらなくなった。
また挿れられただけでイってしまったようだが、それを恥ずかしがる余裕もなかった。
「よしよし、盛大にイけたね。いい子いい子」
「っ、っ……あっ!」
奥に突き入れられたものをずるずると引き抜かれ、浅い部分を緩く刺激された後、再び最奥を突き上げられる。一番欲しい直腸の曲がり角までしっかりと抉られ、受け止めきれない快感に悶絶した。
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