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第359話*

 唾液まみれの口内を二指で弄られ、頭までビリビリ痺れた。気持ちよすぎるあまり、中を掻き回してくる指に積極的に舌を絡め、恍惚とした表情を兄に向けてしまう。  上も下も存分に犯され、全身が快感にとろけ、既に「何をされても気持ちいい」レベルに到達してしまっていた。 「ふあ……あ、ああ……いい……っ」 「うん、私も気持ちいいよ。もっと一緒に気持ちよくなろう、ね?」 「ん……あ、うっ!」  口を弄られながらゴリ、と中を引っ掻かれ、びくびく腰が跳ねた。  されるがまま感じまくっていると、一端腰を引かれて熱い楔を抜かれてしまう。 「っ……?」  次は何をされるのかと思っていたら、ぐったりしていた身体を抱き上げられ、兄に背を向けた状態で太ももの上に座らされてしまった。 「あ、兄上……!?」 「そう言えば、この格好で抱いたことなかったなぁって。いい機会だから、こっちもやってみようね?」 「え!? あっ……!」  いきなり膝をガバッと開かされ、股間を剥き出しにされた挙げ句、露わになった窄まりに後ろから指を三本突っ込まれる。  さんざん兄を受け入れて緩んでいたそこは、何の抵抗もなく指を飲み込んでしまい、たっぷり出された残滓と共にいやらしい音を立て始めた。 「すごいね、本当にもうぐちゃぐちゃだ。中にいっぱい私の遺伝子が入ってる」 「あ、あぁ、兄上、そんな弄らな……漏れちゃう……!」 「いいんだよ。どうせここまで汚れてるんだから、漏らしたって同じことさ」 「で、でも……あっ!」 「それに、中のものは一度全部出して綺麗にしておかないと。次に中に出せないもんね」 「っ、そ……いう、ことじゃ……ああっ」  中の熱を掻き出すように、指を動かしていく兄。長い指を付け根まで差し込まれ、内襞を擦られながら尻の奥を攻められる。  恥ずかしすぎて死にそうなのに、中を直接刺激されたせいか余計に排泄間が高まり、後孔からねっとりした白濁が溢れてしまった。

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