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第941話*
「っ……」
中のものが漏れそうになり、アクセルは急いで秘蕾を閉じた。
漏らさずに全部飲み込めと言われていたのだ。力の入らない下肢に力を込めるのは辛かったが、ここで漏らしたらもっと大変な目に遭わされそうだ。大袈裟でも何でもなく、これ以上は身がもたない。
「ふふ、ちゃんと漏らさずに閉じられたね。一滴でも漏らしたら風呂場でお仕置きしちゃおうかと思ってたけど、やっぱりお前はデキる子だ」
いい子いい子と撫でてくる兄。
――って、風呂場でお仕置きって何だよ!
そんな目に遭わされなくてよかった。この後更に風呂場で手酷く犯されたら、途中で失神してしまう気がする。
アクセルは肘で身体を起こし、よろよろとテーブルから下りた。床に足をつけた瞬間、がくんと膝から崩れ落ちそうだったが、どうにか自力で立ってみせる。
「……じゃあ俺、風呂に入ってくるからな。兄上は入ってくるなよ?」
「入っちゃダメなの? お兄ちゃんはお前とお風呂入るのも好きなんだけどなぁ」
「ダメです。とにかく兄上はここで待っててくれ。入ってきたら追い出すからな」
「ええー? そんなぁ」
拗ねる兄を無視し、アクセルは風呂場に直行した。
風呂場に到着したところで気が抜けてしまい、一緒に全身の力も抜けてしまって、床に崩れ落ちる。何とかバスタブに縋りついたものの、しばらくこのまま動けそうになかった。
とりあえずバスタブにお湯だけでも……と蛇口を捻ろうとしたが、
「あっ……? あっ……!」
四つん這いになった途端、緩んだ後孔からとろりと中身が溢れてきた。生温かいものが尻を濡らし、太ももを伝ってとろとろと床に滴り落ちる。
「あ、んっ……! んっ、ふ……」
排泄の刺激にも感じてしまって、一人で勝手にぴくぴく身体を震わせる。
出されたものはどのみち全部掻き出すつもりだったが、こんな風に排泄で感じてしまうなんて恥ずかしくてたまらない。今日は潮まで噴いてしまったし、どれだけ淫らな身体になってしまったんだろう……。
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