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第1151話*

 敏感な内襞を一気に擦られ、前立腺の裏側を圧迫されながら、最奥を突き上げられた。  中に出された兄のものが肉襞とよく絡み、淫らな水音と共に凄まじい快感が湧き上がってくる。 「ふぐ……っ! うぅ、んっ……あっ、あっ……あぁあっ!」  弱いところを余すことなく刺激され、堪え切れずに夥しい量の白濁を噴き上げた。生温かい熱が胸元まで飛び散り、ピンと尖った乳首にも降りかかってしまう。 「はっ、あ……あうン!」  達したばかりでぶるぶる震えているところに、胸の突起をキュッと摘ままれてしまう。  ただでさえ敏感な身体に更に刺激を加えられ、アクセルは強すぎる快感に身悶えした。 「や、だめ……触らないで……ぇ!」 「どうして? お前、ここ弄られるの好きでしょう? 見るからに触って欲しそうな色してるし」 「そんな……あっ、あっ、あぁん!」 「お前の中に入るのも好きだけど、こうやって外側を弄ってあげるのも楽しいな。視覚的な変化がよくわかる。ここも、もうこんなに硬くなっちゃってるし」 「っ――!」  兄に股間を掴まれ、声にならない悲鳴が迸る。  先程出したばかりのそこは、間髪入れず快感を与えられたことですぐさま反応し、赤黒く膨張してぴくぴく痙攣していた。達して数分でこんな風に回復してしまうなんて、自分も兄を笑えない。 「ああ、嬉しいなぁ……。お前、何も変わってない。私がやること全てに反応して、こうして悦び泣いてくれる」 「はう……んっ」 「反応してくれる人がいるって、本当に幸せなことだね。愛してるよ、可愛いアクセル」 「ああっ……!」  再びぐちゅ、と奥を抉られる。  熱くて太いもので腹の中を掻き回されつつ、股間も緩く刺激され、胸の突起まで弄ったり舐めしゃぶられたりして、一瞬意識が飛びかけた。  三ヵ所同時に攻められるのは、いくらなんでも刺激が強すぎる。施設でコピーの兄三人に攻められたことを思い出してしまう。

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