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第1182話*
「ふんんンッ! ひうっ、ふぐ、ぅぅ……ッ!」
「ほんと可愛いなぁ……。こんな風にされても、流されないよう一生懸命抵抗してるところ、いじらしくてぞくぞくしちゃう」
「んっ、んっ……んんぅ……ッ」
「でも……そんな態度とられたら、短めに終わらせるのがもったいなくなっちゃうなぁ」
「っ……!?」
最後の一言が恐ろしすぎて身震いした。目を見開いた途端、溜まっていた涙がぽろりとこぼれ落ち、それを兄に優しく舐めとられる。
ガタガタと両腕を突っ張っていると、兄が脚の間に身体をすべり込ませてきて、ぶわあっと全身が総毛立った。この先の展開を想像するだけで、背筋がぞくっとして指の先まで痺れてくる。
「あっ……!」
ぐいっと脚を抱え直され、もったいつけるように秘蕾に硬いものを擦りつけられる。
太い肉幹が尻の狭間を擦り上げていく度に、アクセルの後孔もひくんと収縮した。自分の意思とは関係なく身体がぴくぴく震え、更なる刺激を求めるかのように下腹部までキュンキュン疼き始める。
アクセルの身体は、兄のものを欲するあまり飢餓状態になっているようだ。
「あ、あっ……あ……ふ……」
「ふふ……お前、今すごい顔してるよ。欲望に餓えてお色気たっぷりになってる。頬は真っ赤だし、肌もツヤツヤ。目も涙で濡れててすごく綺麗だ。鏡があったら見せてあげたいね」
「そ、んな……はう……」
「やっぱりたまには焦らすのもいいな。お前の色っぽい姿をたくさん堪能できる。イってる時の顔も可愛いけど、直前まで焦らされまくった顔は特に色気があるね」
……などと、冷静に観察してくる兄。
一方のアクセルはそれどころではなく、身体を震わせながら理性と欲望の狭間で戦い続けていた。
「う、う……」
兄に開発され尽くした身体は、早く挿入してくれと兄を誘っている。後ろの口をぱくぱく開け、涎を垂れ流し、「早く食べたい」とせっついていた。
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