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第1300話*
「っ、っ……はぁ……」
ぴくぴく震えながら、浅い呼吸を繰り返す。
熱くて苦しいけど、気持ちよくて幸せで、好きな人に愛されている実感がじわじわ湧いてきた。
こんな自分でも兄は愛してくれるんだ、愛情に甘えていいんだ、愛されるって本当に幸せだな……。
「……っ!?」
その時、中に食い込んでいる兄がまたぐぐっ……と硬さを取り戻した。ハッと我に返り、兄を見上げる。
兄はこちらを見下ろし、にこりと微笑んでこう言ってきた。
「おっと、また反応しちゃった。じゃあ二ラウンド目に突入ね」
「えっ……!? ちょ、待っ……うわっ!」
一度楔を引っこ抜かれ、くるりと身体をうつ伏せに押さえ込まれる。
シーツを引っ掻いてもがいていると、兄が馬乗りになってきて尻の狭間に硬いものを擦り付けてきた。
慌てて首を捻り、泣きそうな顔で懇願する。
「待ってくれ……! 今日はもうお腹いっぱいで……!」
「何言ってるの。まだ一回目だよ? 音を上げるには早すぎるって」
「で、でも……本当にもうくたくたなんだよ……!」
「ああ、そういや今日は鍛錬頑張ったんだっけ? 夕飯もあまり食べられないくらい疲れてたもんね」
……なんだかちょっとした嫌味に聞こえた。こっちからリクエストしたのに、結局完食できなくてすみません……。
「それにお前、最初はお仕置きされたかったんだろう? ひどくされて、失神するように眠りたかったんだよね? だったらいいじゃない」
「そ、それは……」
「大丈夫、後始末のことは心配しないで。お前はただ気持ちよくなっているだけでいい。何も我慢する必要はないし、遠慮もいらない。いつ気を失っても全然OKだからね」
「っ……」
「じゃ、挿れちゃうね」
戸惑っている間もないまま、尻をぱっくり割られて窄まりに先端を押し当てられる。
そのままずぶずぶと根本まで挿入され、アクセルはただ悲鳴を上げることしかできなかった。
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