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第1347話*
もともと丈が太ももギリギリまでしかないし、背面はもちろん紐しかないので背中や尻が丸見えだ。これでは「後ろからどうとでもしてください」と言っているようなものである。大事なところを何一つ隠せていない。
「兄上、これやだ……」
泣き言を言ったら、兄はしれっと首をかしげた。
「なんで嫌なの? お前、エプロンすごく似合ってるよ。もともとスタイルいいから、綺麗な脚がよく見える」
「そ、そういうこと言わなくていい……!」
「まあそんな照れないで。どうせ私しか見てないんだから。私の前だったら、どんな醜態を晒しても平気だよね?」
「~~っ!」
平気なわけあるか、と言いたい。おかしなプレイで辱められる度に、全身の血が沸騰しそうなくらい恥ずかしくてたまらなくなるのに。今だって見えそうな前側を隠すのに必死で、他のことには気が回らないくらいだ。
これだったら、最初から全裸状態の方がまだ恥ずかしくない気がする。変な衣装を着ている方が、逆に羞恥が増してしまう。
「まあとにかく、お前はそのままエプロン着てて。その方が私もやりやすいからさ」
「やりやすいって何だ!? また何かする気なのか!?」
「いやいや、普通に可愛がってあげるだけ。旅行中も何もできなかったし、久しぶりにいいでしょ?」
「何言ってるんだよ!? だいたい旅行中にそんなことできるわけな……あっ!」
反論も空しく、キッチンテーブルにうつ伏せに押さえ込まれてしまう。
足をばたつかせて抵抗したが、剥き出しの尻を軽く叩かれ、びくんと身体が跳ねてしまう。
「ほら、いい子にしてて。痛いことしないから。お前が気持ちよくなることしかしないから」
「そんな……」
「それに、たまにはこういうところでやるのもいいだろう? だいたいはベッドかお風呂場だもんね」
「あっ……!」
兄が剥き出しの尻に手を這わせ、両手で双丘をぱっくり割ってきた。奥に潜んでいた窄まりが露わになり、外気に触れて勝手にひくひく震え出す。
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