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第1459話*
最初は啄むように唇を吸われ、半開きになったところに舌を差し込まれ、口内をやりたい放題に嬲られてしまう。
「んんっ、ん……ふ、うぅ……ん」
「……ほら、お前ももっと舌を出して。やられるだけじゃなくて応えるんだよ」
「っ、ん……! あ、あ……兄上……」
おずおずと自ら舌を差し出したら、兄は満足げにそれを唇で軽く食んだ。柔らかく瑞々しい舌に刺激を加えられると、それだけで背筋がぞくっと震えてくる。
中心に熱が溜まり、膝もがくがくし始めたところで、ようやく濃厚なキスから解放された。
「うん、いいね……すごくいいよ、アクセル」
「は……あっ!」
軽く肩を押され、背後のベッドに仰向けに転倒してしまう。
間髪入れず兄がのしかかってきて、就寝着の上から股間をいやらしく撫でてきた。
「ふふ、もう反応してる。ちょっとキスしただけでここまで反応しちゃうなんて、やっぱり相当溜まってたんだね」
「っ……!」
「大丈夫、時間はたくさんある。今夜はお前が満足するまで、たっぷり可愛がってあげるよ。どうせ明日は非番だしさ」
「あ、ちょっ……」
するりとスラックスを足から引き抜かれ、下半身を下着一枚にされてしまう。
反応している股間が下着を押し上げているのが見えて、余計に羞恥心が強くなった。
「う……」
直視できなくなり、顔を赤くして目を逸らす。
なんだか、素っ裸にされるよりも卑猥に見えたのは気のせいだろうか。これだったら下着も一緒に脱がされてしまった方がよかった気がする。
かと言って自分から脱ぐのはもっと恥ずかしいし……と考えていると、上半身の就寝着に手をかけられ、ぷちぷちとボタンを外された。
それでシャツを左右に剥ぎ取られ、胸部から腹部まで全開にされてしまう。
「うんうん、相変わらず綺麗な身体だ。腰が細くて掴みやすいところも好きだよ」
「っ……そ、そういうこと言わなくていいって……」
「いいじゃない、好きなんだから。あと、乳首の形も好き。今は薄いピンクで慎ましく見えるけど、弄っていくとだんだん赤く腫れてくるところも好き」
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