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第1468話*

「はぁ……は……あぅ……っ」  後ろから兄が覆い被さってきて、背中をぎゅっと抱き締められる。そのまま指先で胸の突起を弄られながら、耳元で囁かれる。 「ほら、いいでしょ? 身体も弄りやすいし、いつもと違うところに当たってる。わかるよね?」 「う、あ……あぁ……っ」 「ふふ……いいね。顔が見えなくても感じてるのがよくわかる。こうやって乳首を悪戯するとね、中も一緒にぴくぴく震えるんだよ。すごいエッチだよね」 「そ、な……わかんな……あっ!」 「お前にはわからなくても、私はそう感じてるんだ。それに、お前の後ろ姿もすっごくエロい。うなじの辺りとか肩甲骨周辺とか、噛みつきたくなるくらい綺麗だよ」 「ああっ……!」  つつ……と背中を撫でられ、それだけで甘い嬌声を上げてしまった。  何とか快感をごまかしたくて枕に顔を埋めたが、それを咎めるように腰を動かされ、凄まじい刺激にまた意識が霞んできた。 「あっ、あっ、あぁん、あっ!」 「はあぁ……お前の中、すごく熱い……とろけてる……。こんなんじゃ、またいっぱい出しちゃいそうだよ」 「あ、待っ……! ひあぁ……っ!」  予期せぬところで二度目の遺伝子を注がれ、こちらもつられてがくがく震えてしまう。腹に精液を注がれると、ほとんど反射的に一緒にイけるようになってしまったみたいだ。 「はあ、う……あ、ふ……」  虚ろな目でぐったりベッドに沈み込み、ぴくぴく全身を痙攣させる、  たっぷり体液を出されたせいか、腹の中に収まりきらず後孔から漏れてつー……と太ももを伝い落ちてきた。 「ふふ、また一緒にイけた。もう何も言わなくても、私に合わせられるようになったんだね。いい子いい子」  と、兄が頭を撫でてくる。  何度もイかされたし、いい加減休ませてくれ……と内心で思っていると、兄は縛った両腕を手綱のように掴んでガツン、と一度強く腰を打ち付けてきた。 「あああっ!」

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