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第1544話*

「ああ、これ……イった瞬間の締め付けがホントにすごい……。私自身が潰されそうになるんだよね……。アルミ缶ならひしゃげるくらいの圧があるんじゃない……?」 「は……え……?」 「まあ、お前の場合は特別かもしれないな。元からすごく締まりがいいからね。だからこそこっちも、我慢できずにすぐ出ちゃうんだけど」 「!? あ、ちょ……ひぃぃ……ッ!」  気配を感じた瞬間、また腹の中に熱を出され、アクセルは引き攣った声を上げた。  一回目と同じくらいの量を注ぎ込まれたため、一気に下腹部の圧迫感が増す。兄の精液は量が多いから、二回でも十分お腹いっぱいになるのだ。 「う、う……あうっ!」  にもかかわらず、出した直後にすぐまた動かれてしまい、がくんと顎が跳ね上がる。  中を擦られる度にぐちゅ、たぷん、とたっぷりした水音が聞こえ、後孔からじわじわ精液が漏れてくるのを感じた。  それがつー……っと尻の割れ目を伝い、腰の辺りから床に滴り落ちる。 「あっ、あっ……! やめ……あぁん!」 「ホント、お前を抱くのは楽しいねぇ……。反応がいいし、身体の相性もバッチリで……。こんなド・ストライクな子、絶対他にいないよ」 「うっ、く……! も、だめ……くるし……んんっ!」 「それに、身内だからこそ好き放題できるっていうメリットもあるかな。他の人にはここまで強引なことできないけど、お前だからこそ許されるというか……。やりたい放題、いじめ放題やっても、なんか安心できるんだよ」 「え……? ひっ、あ!」  油断していたら直腸の入口をぐぐっ……とこじ開けられ、冗談抜きで泡を吹きそうになった。  そこを刺激されると一気に身体の力が抜け、頭がボーッとして何もできなくなってしまう。気を失う三秒前みたいな、自分の意思ではどうにもできない快感に襲われ、まともな反応も返せなくなってしまう。そっちの方が、普通にいじめられるより怖い。  アクセルは残っている意識を掻き集め、必死に兄に訴えた。

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