「あ……あっ……」 「ほら、自分からちゅうちゅう吸い付いてる。本当に私のことが大好きなんだね」 「っ……んっ！　あう……」 「ああ、可愛い……。こうやって悦んでくれると私もすごく嬉しくなっちゃう」 「あ、待っ……！」 　ぐっ、と兄に腰を押し込まれた途端、意識に反してべろんと花弁がめくれ上がり、そのまま奥までずぶずぶ差し込まれてしまった。 「……んああぁっ！　あぁん！」 　ずん、と奥の一番いいところを突き上げられ、がくんと頭が反り返る。柔らかく敏感な襞を強く擦られ、ぞわわっ……と全身に鳥肌が立った。 　勢い余ってまたとぷん、と軽く熱を放出してしまい、目の前がチカチカし始める。 「う……う……」 　これでも必死に堪えたのだが、我慢しきれず軽くイってしまった。一体何回イかされれば終わるんだ。薬はまだ抜けないのか。 　イきすぎて辛いからそろそろ勘弁してくれ……。 「ああ……やっぱりお前の中はいいねぇ……。いつもよく締まるけど、イった瞬間は特にすごい……。私自身が押し潰されてしまいそうなくらいだよ。わかる？」 「わ……かん、な……」 「ふふ、まあいいか。とにかく、お前の中はとっても気持ちいいよ。熱くて柔らかいのにきゅうきゅう締まって吸い付いてくるし、ずっとぴくぴく痙攣してる。本当に、病み付きになるくらい気持ちいい」 「は、う……」 「それにお前も、やっぱりこういう縛りプレイ好きでしょう？　これだけ中が熱くなってるんだもの。これで悦んでないなんて言わせないよ」 「そ、んっ……う、ッ……！」 　そんなことない、と言いたかったのに、またぞわわっと肌が痺れて言葉が出てこなくなった。 　強すぎる快感に眩暈(めまい)を覚えていると、 「じゃ、このまま身体洗っちゃうね。大人しくしててねー」 「えっ……！？　嘘……！？　兄上、やめ……あぁっ！」 　敏感な肌にシャワーを当てられ、その上スポンジで至るところを擦られた。 　触れられるだけで感じてしまうくらい敏感になっているのに、そんな刺激を与えられてはたまらない。