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第1779話*

 身体はもう兄を受け入れる気満々で、「早くください」と言わんばかりに涎を垂れ流し、花弁が兄の肉幹に吸い付いている。腹の奥が痛いくらいに疼き、硬いもので突いて欲しくて無意識に身じろぎしてしまった。 「っ、っ……ふ……」 「ふふ……すごい顔。欲しくて欲しくてたまらないって感じだよ。いつも真面目なお前がこんなエロい顔をするなんてなぁ……ふふ、何度見ても眼福だ」 「あ、にうえ……もう、そういうの……いいから……」 「焦らない、焦らない。時間はたっぷりあるんだから、ゆっくりじっくり楽しまなきゃね」 「っ……!」  とうとうつぷん、と先端が挿し込まれ、ぞわわっと全身に鳥肌が立った。  ようやく望んでいた刺激が得られて、身体が勝手に先走り、我慢していたものがピュッと噴き出してしまう。 「ありゃ、先っぽだけでイっちゃった? 挿れられただけでイくのはよくあることだけど、先っぽだけはさすがに気が早いよ」 「っ、だ……だ、って……」 「まあ、お前はもともと堪え性がないからね。我慢してても勝手にイっちゃうんだよなぁ。……でも、今からこんなにイきまくってたら長く楽しめなくない?」 「っ……!?」  嫌な予感がする……と思ったアクセルの勘は当たっていた。  兄は手近にあった紐を使って、男根の根元を強く縛ってしまった。 「んうっ……!」  激しい疼痛に頭がくらくらし、生理的な涙がどっとこぼれる。  こうして無理矢理我慢させられたことは何度かあるが、出したくても出せないのでかなり苦しくなるのだ。  そのくせ快感は当たり前に享受するので、出せないままイかされまくり、意識も朦朧となって最終的に失神することも少なくない。  アクセルは泣きながら訴えた。 「ああ、あ……兄上、それ嫌だぁ……!」 「嫌なのかい? でもお前、自力で我慢できないでしょ? だったら半強制的に押さえ込まないと」 「でも、こんな……こんな、変なイき方しちゃう、から……」

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